povo2.0に最短3分で利用開始できるデータ専用プランが登場しました。

変な話、カップ麺の待ち時間に契約出来ちゃいますね。

 

 

詳細はこちら↓

 

「最短3分で契約(利用開始)できる」は果たして”大きな”メリットなのか

povo2.0 データ専用プランに関するネット上の反応を見てると、最短3分で契約(利用開始)できることを大きなメリットだと考えてる人が多い印象。
確かに、使いたいと思ってから最短3分で契約できるのはメリットではありますが、皆が口を揃えるほど大きなメリットでしょうか。
筆者はそうは思いません。契約するときにしか関係ない話だからです。
筆者は通信事業者を決めるにあたって大事なのは契約のしやすさ等ではなく提供サービスや料金だと思うのですが感覚ズレているんでしょうか。
 
また最短3分で利用開始できることから通信障害対策にいい!という意見もありますが、これに関しても筆者は腑に落ちないところがあります。
povo2.0を申し込むにはネット回線が必要です。通信障害が発生していては申し込めません。Wi-Fiが使えても申し込めません。SMS認証が必要だからです。SMSの送受信はモバイル回線が生きている必要があります。
ちょっと専門的な話をすると、携帯の電波はデータ通信用の電波と通話・SMS用の電波の2つがあるのですが、通信障害が発生したのがデータ通信用の電波だけで、Wi-Fiが使える環境にあればpovo2.0を契約できますがそんなケースは稀でしょう。
 
そもそも使わなければほぼ0円で維持できるので、通信障害対策として考えるなら平時に契約しておくべきです。
 

筆者の考えるデータ通信専用プランのメリット

・SMS受信不可端末(iPad等)で使いやすくなった

これまではiPadなどSMS受信不可の端末にpovo2.0のeSIMを入れていると、eSIM移動時やMNP時などに問題が発生する場合がありましたが、データ通信専用プランの登場によりこの問題が解消されました。

※上記noteは筆者の記事ではありません。

 

なお、データ通信専用プランの場合eSIMの再発行はできないためeSIMを入れ替えたい場合は解約・再契約しなければなりません。

参考>>eSIMを再発行する方法について教えてください。

 

・迷惑電話や詐欺を心配する必要が減る

 

povo2.0で新たに発番される電話番号は何らかの事故番号説があります。真偽は不明ですが、事実としてpovo2.0を新規発番で契約したら借金取りから電話かかって来たなどといった声が多数SNSに投稿されています。
また、電話やSMSを発端に詐欺被害に遭うケースもありますが、データ通信専用プランであればそもそも電話やSMSが出来ないので迷惑電話や詐欺の心配が減ります。

 

・通話代請求を心配する必要がない

 

電話ができないSIMのため、誤って電話をかけてしまったことによる通話代請求を心配する必要がありません。

また、スマホが誤動作してどこかに電話をかけてしまい通話料が請求されてしまうリスクがデータ通信専用プランなら全くありません。

 

先ほどのメリットと合わせて、高齢者などスマホに不慣れな方のSIMとしておすすめです。

 

電話リレーサービス料・ユニバーサルサービス料がかからない

 

今のところpovo2.0はこの2つの料金を請求していませんが、今後請求してくるようになるかも知れません。
しかし、データ通信専用プランなら請求されることはありません。