広告ブロッカーについて、賛否両論分かれてますね。

僕は、別にいいと思う派です。一応、WordPressブログも運営している立場からしても、です。

 

その理由は単純「法的に何の問題もない」からです

SNSなんか見てると、否定派と思しきアカウントの「違法サイト利用してるのと変わらん」的な投稿もあったりしますが、いやいやそれは違うでしょうよと思います。
だって、法律で許されてるんですよ?法律で許されていない違法サイトと変わらないなんてそんな横暴な…。

勘違いされては困るので、断言しておきますが「法律に違反しなければ何をしてもいい」という思想を持っているわけではありません。
「法的に大丈夫でもマナーやモラルに反するようなことはしない」というのが僕の物事に対する考え方です。

さて、否定派の「違法サイト利用してるのと変わらん」という主張をもう少し詳しく見てみると、だいたい以下のように理由を述べています。

私たちが広告を見ることで、広告主からサイトや動画を運営している人のもとにお金が入り、運営者はさらに記事や動画をつくることが出来る。それによって私たちはまた記事や動画を無料で楽しめる。広告をブロックすると運営者にお金が入らない。運営者(著作者)にお金が入らない方法で記事や動画を見るのは、違法サイトで漫画や映画を見るのと何ら変わらない。

 

なるほど、確かに一見、筋が通っているように思います。

 

が、騙されてはなりません。
漫画や映画はそのコンテンツ自体が収益性のあるものです。一方、無料で公開されている記事や動画はコンテンツ自体には収益性はなく、それに付随する広告に収益性があります。
やろうと思えば記事や動画を有料で売ることもできるのに、彼らはそれをやらず無料で公開して「広告(収入)」という第三者の力を借りて収益をあげています。第三者の力を借りている以上、また別の勢力にそれを潰されても文句は言えないと思います。

有料公開している記事や動画を、転載して無料で見れるサイトや、無料で見れるようにするツールに文句を言うなら分かります。それこそ「違法サイト利用してるのと変わらん」状態ですからね。

 

広告ブロックを利用することは、あまり良くないことかも知れませんが法律違反ではありませんし、「マナーやルールに反している」というほどのものでもないと思うのでこれからも僕は積極的に広告ブロッカーを利用している所存です。