<2023.12.15:断薬3997目のエントリーです>

 

Pilatesもヨガも、奥が深い・・・

単純に身体にいいというものではなく、

どこに余分な力が入っているかなど気づきがあります

ただ、それをすぐに改善できるかは別問題ですが

 

変わることなく、毎日のように、ピラティスに通っております。
これだけ足しげく通っているのは、やはり辛かった自律神経失調の改善効果が見込まれるからです。

とはいっても全く症状がなくなっているわけではなく、
昨晩も大きな低気圧の通過のせいか、眠りが浅かったり寝汗が酷かったりで、良く寝られなかったりしますし、
お腹の調子も今一つで、胃もたれ、ムカムカがあったりして、例年通りの12月不調の痕跡は見られるんですけれど。
それでも症状が軽くなっているのか、症状があっても耐えられるメンタルになってきたのか、何とかなっております。

いつも平日の午前中に通うことが多いのですが、参加者はほとんど中年のマダムで、男性はほとんどいません。
少しばかり特異な目で見られますし、話しかけてもくれないので、居心地はあまりよくありません。

そんななか、今日は男性の参加者がもう一人、それも30代くらいで若いです。
勤め人が通える時間じゃないし、何している人かなと思っていたら、整骨院の先生ということでした。

自身の整骨院の患者さんの中にピラティスを始めた方が何人かおられて、それらの方を診察したら皆が改善していたらしくて、
どういうことが行われているのか興味を持たれて参加されたそうです。
治療家の方が効果を認めているということで、嬉しく思いました。

私はベンゾジアゼピン断薬の離脱症状からの回復にあたり、ヨガを取り入れて一定の効果を得たと感じているわけですが、
ヨガとピラティスとでどこが違うのかなと考えてみました。

もともと、ピラティスはヨガの技法を取り入れて開発されたということで両者は似ているかもしれません。
ただし目的は、ヨガが精神の修行であり、ピラティスが戦争中の負傷兵士に対するリハビリ、つまり肉体の回復であったようです。
だから症状によって、使い分けていけばいいのかもしれません。

両方体験して、特に違うなと感じるのは、呼吸法の違いでしょうか。
ヨガの場合、主な呼吸法は腹式呼吸ですが、ピラティスの場合は胸式呼吸を推奨します。
腹式呼吸はリラックス効果を高め、副交感神経を優位にしますが、胸式呼吸は脳が活性化され、交感神経を優位にすると言われています。

メンタルヘルスの記事などでは、「副交感神経が善、交感神経は悪」みたいな論調がありますが、それは認識が間違っていて、
バランスが大切であり、また症状によってどちらを取るか考える必要があります。
交感神経を優位にすることで、頭も身体もすっきりとして集中力が高まるといった効果も期待できるのです。

私の場合は、脳と背骨と末端を繋ぐ神経が活性化され、症状の軽減に寄与しているのかも?
現在はヨガ(副交感神経優位)よりピラティス(交感神経優位)の方が適しているのかもしれません。