土湯温泉町で出前講座を行いました
平成20年7月18日(金)午後2時から、土湯温泉支所3階会議室にて土湯温泉町にお住まいの皆様を対象にして「出前講座」社会福祉協議会研修会と称し『物忘れと認知症』をテーマに、当院の脳外科医師 浅利 潤先生による講演会が行われました![]()
講演内容は、「物忘れが認知症とは言えない」と言う事から始まり、認知症の細かい症状(知的能力の低下・精神障害・行動障害・日常生活能力の低下・身体障害)を分かりやすく説明しました。
原因となる脳血管性認知症とアルツハイマー型認知症の違いや正常の物忘れと認知症の違いを説明した際は、興味深く聞き入る聴講者の姿が印象的でした。認知症の症状の中の一つにアルツハイマー病があります![]()
ご存知の方も多いと思いますが、故元アメリカ大統領のレーガン大統領もその病に犯されていたそうです。アルツハイマー病には未だ根本的に治療できる薬がなく、症状の進行を遅らせる「アリセプト」というお薬による治療しかないらしく、皆さん熱心に耳を傾けていました![]()
今回40名を超える参加者が集まり多くの質疑応答や意見交換により、基礎知識の向上ができる貴重な時間となりました![]()
担当:事務T
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