院内勉強会「AED・BLSについて」
当院では、6月27日から7月4日まで院内勉強会として「AED・BLSについて」行いました。
講師は、看護部・リハビリテーション科・臨床工学技士のスタッフで行い、スライドによる説明と実際に人形を使用しての実技を行いました。各部署からたくさんのスタッフが参加し、みなさ真剣に取り組んでいました。
※当院に設置してあるAED
院内には現在3箇所に配置しています
AEDとは自動体外式除細動器のことで、心室細動などの致死性の不整脈に対して電気ショックを自動で行うME機器で、医師以外の一般市民の方でも使用できるのが最大の特徴です。AEDは、公共施設等の人が多く集まる所に設置してあるためご存知の方も多いと思います。
また、BLSとは一次救命のことで、救急隊が到着する前に心臓マッサージや人工呼吸・AEDを使用して行う救命処置の事です。処置が1分遅くなる毎に救命率が約10%づつ低下していくと言われています。
通報から救急隊等の専門のスタッフが到着するまでに数分かかることから、その間の心臓マッサージや人工呼吸、AEDを使用することで時間のロスを短縮し、救命率を格段に向上させることが出来ます。
担当:臨床工学技士H
