第127回 F-STR medical conferenceが行われました | 南東北福島病院・リハビリ南東北福島

第127回 F-STR medical conferenceが行われました





6月25日、福島県立医科大学 理事長兼学長 菊地臣一先生をお招きし、「今、病院は改革を求められている -我々はどう対応するか- 」というテーマでご講演して頂きました。


6月にオープンしたばかりの、新病棟の講堂にて行われ、当院職員の他、市内の開業医の先生など、多数のご参加をいただきました。

 講演では、まず最初に我が国における医療の現実、今後の医療制度及びシステム改革に対する国の施策についての解説がありました。


 そして、医療スタッフにおける心構え、医療スタッフに求められる認識及び姿勢、また患者さんにとっての“良い病院”とはどんなものかなど、沢山の話題が盛り込まれました。


 今後の対策として、医療の質の向上、医師・看護師の人材不足解消、特定機能病院への包括定額制の導入、在院日数の短縮、後発薬(ジェネリック)や入札競争の積極的導入によるコスト削減など経営面に直結する話にも熱がこもっていました。

 また学長自身の経験から医療人に必要な心配り、プロフェッショナルとしての責任、例えば時間厳守・きちんとした服装・挨拶の励行についてや、時折笑いも交えたりした講演でした。

 今回の講演で、医師・看護師から事務職員にわたる全職員が、今後の医療業界についての問題点・危機感を再認識しました。


担当:事務S

http://www.f-str.jp/