他の部署からみたMEの仕事 | 南東北福島病院・リハビリ南東北福島

他の部署からみたMEの仕事

 皆さんは、ME(臨床工学技士)と言う職種をご存じでしょうか?


「チーム○○○○」と言う心臓手術と人間模様を題材としたテレビ番組パソコンで、はじめて知った方が多いのではないでしょうか?


 私自身も病院の事務として勤めていますが、実際どんな仕事をしているのかあまり分かりません。
そこで、担当医師、患者様の同意を得て、MEが関わる心臓カテーテル検査を見学させてもらいました。
その様子を簡単にお話したいと思います。
まさに「知られざる世界」のレポートですメモ


私が検査時間より20分前に行ってみると、既にMEは心電図、血圧、動脈酸素飽和度測定等の監視モニターの確認作業、万が一に備えての除細動器の確認作業、カテーテル検査の器材等の準備をしていました。準備が全て終えたところで担当医と患者さんが入室してきました。それから医師、ME、看護師、放射線技師のチームによる検査が始まりました。


検査はとてもスムーズに進み、皆の息が一つになっているのを、肌で感じ取れます。
 

 検査中、MEは医師が行う検査の流れを止めないようにスピーディで、正確な仕事をしていました。
また患者様に「痛くないですか。もう少しで検査が終わりますよ。」等の声を掛けながら行っていました。そのせいもあってか患者様はとてもリラックスしているように見えました。MEは医師の指示の元に管理装置の操作・確認作業を行い無事検査は終了しました。そしてMEは、時折モニターを指さしながら、「あれが左の冠状動脈、あれが右の冠状動脈」と解説くれましたが、私は解剖学の知識がないため、どちらが左か右かチンプンカンプンでした。
 

このカテーテル検査を通して、ほんの少しですがMEの仕事の一端を垣間見ることが出来ました。MEの仕事は、マラソンで例えればペースメーカー的な存在なのかもしれない…、ふとそんな気がしました。


事務:A
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