掛川城 | 寺社・お城巡りと野球・ラグビー・サッカー観戦録

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趣味である寺社とお城めぐりを中心に書いていきます。たまに野球やラグビーのネタも。

 18きっぷ4回目の旅は、以前から気になっていた掛川城に行きました。

 せっかく行くなら桜の時期にしようと思ってたので、ちょうどうまい具合に行ける日が桜満開の日だったのはラッキーでした。さくら祭りもやってましたし。

 掛川城の天守は模擬天守ですが、木造での再現に拘りました。

 なお今年で天守再建30周年ということで、特別な御城印もありました。

 掛川城最大の見所は、何と言っても二の丸御殿。
 実は御殿が残るお城は全国に掛川城を含めて4つしかありません。他は高知城、二条城、川越城ですが、いずれも行ったことがあるので、これで現存御殿コンプリートとなります👍️。天守が12に対して御殿が4というのを考えると、実は御殿が残ってる方が貴重なのかもしれません。
 掛川城は大河ドラマ「功名が辻」の主役にもなった山内一豊が一時期城主を勤めていた城です。
 徳川家康が国替となった際に、その監視役として掛川を任された一豊ですが、関ヶ原の際の前に小山評定にて徳川軍のために自らの城を提供すると申し出たことに、家康が深く感銘したエピソードがあります。この明け渡しがあったからこそ、関ヶ原で東軍が勝ったと言っても過言ではないかもしれません。
 お城の西側、逆川沿いもなかなか見事な桜並木です。
 二の丸茶室にて、掛川茶でたてた御抹茶をいただきました。


 二の丸美術館とステンドグラス美術館もなかなか良いです。ステンドグラス美術館はまるで教会にいるような感覚になります。




 少し東へ行くと今川時代に朝比奈氏が最初に建てた場所があり、そこには徳川家光の御霊屋があります。


 お城の守護神となる龍尾神社にも参拝しました。







 龍尾神社のある場所は西郷という地名で、二代将軍秀忠の母・於愛の方ゆかりの地です。於愛の方は「どうする家康」では広瀬アリスさんが好演されてましたね。

 掛川駅の北口駅舎、なかなか雰囲気あって好きですね。



 ただ、新幹線が止まる駅にしては少し寂しい気もしますね。地下通路も一つしかなく、とても新幹線の駅とは思えない感じがしました。