81回目の終戦記念日
今日は81回目の終戦記念日です。戦争体験のある私達は、この日に戦争体験の話をするのですが、今年は豊海が旅立って話し相手が居りません。戦争を語り伝える事はどんどん薄れていくことでしょう。
熊本でまた大きな地震がありました。豪雨で千葉では大水害が起きています。でも今は2・3日すれば、救援物資が届き、給水車が水を運んできてくれます。ボランテイアも助けに来てくれます。
戦争で一面焼け野原になるのは悲惨なものです。焼け跡を掘って少しでも使えそうなものを探し、水の出る井戸や水道を探し、焼けたトタン板を組み合わせて住む場所を作りました。
ハーブの仕事を始めて沖縄に行った時は、ひめゆりの塔に花を手向け祈りを捧げました。純粋でひたむきに頑張って生きた少女達の命の事を思いました。
豊海の海南中学の同級生(16,17歳で)も特攻に志願した人も居ました。国のため命を捨てる覚悟を持っていました。
子供たちが小学生の時は、終戦記念日の昼食は、日の丸弁当(弁当箱にご飯を詰め真ん中に梅干しを1個)にしました。終戦後の食糧難には苦労しました。だからTVで大食い競争のような番組は見たくありません。食べる物は感謝をして頂くものであり遊びごとに使うものではありません。
集団疎開で高幡不動の本堂で食前に、御前様(一番偉い方)が来て5つの事を唱えてから「頂きます。」となります。いま覚えているのは残念ながら3つだけ
〇 この食の労作を思え
〇 健康の良薬としてこの食を受く
〇 おのが行いを顧みよ
あと二つがどおしても思い出せません。大変うんちくの深い言葉だと思います。
同窓会で疎開した仲間に聞くのですが、誰も思い出してくれません。
「ローズマリー」 ② 豊海のメモ帳より
エジプトでは公園の裏庭の朝食用のハーブ園では、朝早くからホテルの客用サラダ用の畑があって、収穫の作業が行われていた。。鳩の巣箱とハーブ園はナイル川の畔で香りが印象的だった。
鳩と言えばエジプトの鳩料理は2回ほど出た。その鳩はタジン鍋に(蒸し器)ローズマリーが一杯入れてある。鳩は帰趨本能があるので柵もなく飼う事ができるのでエジプトの名物料理だけど私は余り頂けなかった。他の同行者もあまり評判は良くなかった。
ところでこの国ではミントテイーとローズマリー味の料理が特徴である。世界に拡がった新型インフルエンザの時、私はモロッコ大使館にTELして「世界中にインフルエンザが流行っているがモロッコはどうですか」と聞いた。大使館の方は「モロッコでは、そのことは余り話題になりません」と言う返事でした。「ミントとローズマリーがインフルエンザの流行に何か影響があったのでしょうか」と再度質問すると「別に知らない」との事だった。ミント、ローズマリーの効用の参考になるかと思ったが、残念!!
ローズマリーの幅広い垣根の前で(トルコ)私達はその味が日本と違うかと口に入れてみた「同じである」土地が違っても味には余り差はないと思う。少なくとも2人ではそう結論を出したが、西洋料理と日本のシェフは少し違うはずであると言う。そしてバジルと、シソとパセリを刻んだバジルスパはどっちが美味しいかと反問されたことを思い出す。
日本料理もいろいろハーブは使うが、唐辛子も七味唐辛子の方が普通になった。日本人の味覚と洋食の本場イタリヤやフランスのハーブを使うのでは、デリケートになか違うのかも知れないし、どちらが良いと一概には言えない。本物のハーブを料理に使うには長い時間が必要かも知れない。ローズマリーは個性が強く、特にそう思うけど・・・
不老不死のハーブ ”ローズマリー” ① 豊海のメモ帳より
豊海は書くことが好きで、いつもメモ帳のようなものを手元に置いて、気が向くとメモしていた。その中から選んで書いてみた。
ローズマリーは、キリストの母マリアが上衣を広げて草の上に置いたところ、立ち去った後
に白い花が、ピンクに変わっていた。というエピソードから名付けて「マリアのローズ」「ローズマリア」であると言われている。白とブルーはよく見かけるがピンクもある。
アジサイが、日本ではブルーの花が多いが、ヨーロッパに持ち込んだシーボルトが移植に成功し、お滝さんの草「オタクサ」と呼んだらしいが、あちらではピンクの花を咲かせ、日本では凡そブルーだが、土地のPHの関係でアジサイはピンクの花になる。ヨーロッパと日本ではブルーにはなるが土地によってピンクにもなるかも知れない。
いづれにしてもローズマリーと名のハーブは地中海沿岸諸国では実に多く見られる匍匐して土地一面に横に広がるもの、立性の直根に様な姿もある。概して根が直根のため深く地面に定着している。だから意識して殖やしたいなら挿し枝が良い。移植は根が深いから余り良くない。それにしても強い草だから1回拡がると一面にローズマリーになる。
イスラエルでは、死海の側の道端で見た。死海は塩分濃度の高い湖で植物の環境は良くないが、この草はそんなところでも見かけるから「海の雫」とも言われる。海岸でも育つようである。
千葉県南房総の上野さんと話し合った。丸山町をローズマリーの町と呼び、町の建物の庭をローズマリーとし、フラワーロードと呼ばれる街路樹に丸山町はローズマリーに狂ったとしか言えない。
イスラエルの死海文書館を見学した。20世紀世界的発見と言うクムランの洞窟から発見された皮に記録された聖書の展示がしてある。イサム野口氏の設計による建物がある。その庭はローズマリー一面の植栽で、高低差にはオリーブの木が使われていた。色のある草花は使わず徹底した緑一色の素晴らしい庭であったことを思い出す。