「まだ実感が無い」本当にそう思える程ボートをしている自分が当たり前に感じていました。準決勝本当に出れてよかった。本当に伏見で戦えて伏見3年全員でインターハイに出場できて心の底から嬉しかった。

去年の夏、自分がインターハイに出場して山口先輩、青木先輩、山田先輩、藤上先輩、小倉さんたちが目指した「3年全員でインターハイへ!」その夢が叶い、そしてそのガンバっている姿を見て、その夢が自分の目標になりました。そして、1年後この舞台に立つ事が出来た事を誇りに思います。

準決勝、レース相手は完全に上のレベルである、関西や若狭、日田でした。

前日のクルーミーティングでどうすれば良いか?正直、分からなかったです。まだ心が折れそうになった自分がいました。だけど、「クルーみんなが頑張っているのに自分だけが弱気になって良い訳がない!」そう思い必死に自分を奮い立たせていました。

レース展開も「守り」でなく「攻め」の姿勢で行こう!という事から、いつも500mから落ちてしまうので、逆に500mからのロングスパートをかける・・というものでした。

「勝ちに行くにはそれしかない!」みんなの思いの強さが伝わってきました。

出艇直前、みんなが僕たちを送り出してくれました。

それだけでも本当に嬉しかった。強くなれたように感じました。

また誰かは分からなかったけど阿賀黎明の応援席から応援してくれている人がいました。

学校も違うし、話した事もないけど僕たちを応援してくれている人がいる。

込上げる熱い気持ちにそっと蓋をしてレースに臨もうと思いました。

レース結果は4位。500mからのロングスパートも上手くいきました。

最後まで「攻め」の姿勢で漕ぐことができました。

タイムも今までの最高でした。だけど勝てなかった。

でも悔いは一つもありませんでした。「全身全霊」で漕いだ。最後まで自分は挑戦者だったんだという思いでいっぱいになりました。

準々決勝で他のクルーに「決勝に行ってくれ」託されたけど、それは叶えられませんでした。だけど、その思いも一緒に関西のクルーに託しました。

あと思いはすべて、ヤンディーやウッチー、吉井に託しました。

来年」、今の2年がインターハイで大暴れしてくれると信じています。

ゴールした後、本当に全部出し切った自分に対して、みんなが「ありがとう」と言ってくれました。自分は絶対に泣かない、泣くもんか、そう思っていました。だけど

今までのすべてがゴールした瞬間に燃え尽きたんだ。もうこのクルーでレースに出られることは二度と無いんだ・・・そう思ったら、全部出し切ったハズなのに目から涙が出て止まりませんでした。悔し涙ではなく、感謝の涙が溢れて止まりませんでした。

スポーツで泣いたことなんかなかった。本当にボートをしていて良かったです。

この気持ちは一生死ぬまで、いや死んでも忘れません。


JIN 1