他の選手もいっぱい書いてはくれるのですが、
彼のはいつも情景が浮かび、また感謝の言葉を忘れません。
インターハイ予選
1年前から夢にまで見た舞台に、自分が立つとは信じられませんでした。
しかも。漕手としてなんて驚きです。
いや、これは本当に光栄な事だと思っています。有難うございます。
去年とは違い、一発決勝ではなく、2本のレース、最低3本のレースで全てが決まるというものでした。
ここで、一本目をしっかり勝ち取る事で2本目の勝利を獲りにいく活力になると思いました。
案の定、1本目を勝ち取る事で2本目は落ち着いた気持ちで漕げました。
「心は熱く、頭は冷静に」というヤンディの言葉も、ぼくの背中を押してくれた様な気がします。
また、自分達の持ち味であるスタートもしっかり出来て飛び出す事ができました。シフトアップも入りは良かったのですが、500~600mで少しバランスが崩れて一瞬アセリが出たので、肝を冷やしました。
ラストスパートに入った瞬間から気持ちがオールに乗った気がした・・・んですが、
そんな余裕があまり無かったです(笑)
ラスト150m辺りでぼくが言った「インハイ、行くぞぉ!」の言葉があとから聞くと気合が入った!と言ってもらえたので、心底熱い気持ちになりました。
また、ヤンディの「勝つぞ!」の一言で余計な「しんどい」とか「つらい」という気持ちが吹っ飛びました!そして、またヤンディの「ラストありがとう!」でふっと力が抜けました。
目の前に自分以外の5艇がいる・・・・「勝った!優勝や!」そう思ったら自分の人差し指を空に向けて突き上げていました。
本当に嬉しかったです。
そして、またボートの魅力を感じさせる事がありました。
ゴールした後、しんどいはずなのに東舞鶴や海洋が「ありがとう!インハイは託した」と言ってくれました。
あの瞬間ほど心が燃えたように熱くなったのは無かったです。
夢が叶いました!
「男子全種目制覇!!女子シングル優勝」3年全員の思いが一つになったと感じた瞬間でした。
この感動を忘れる事なく、これからの練習にも身を引き締めて臨みたいです。
そして、今回も大会を開くために力を尽くしてくれた人達に感謝しています。
審判をしていただいた塚田先生、ぼく達を励まし送り出してくれた宇仁先生、そしてこの夢の 舞台へ導いてくれた藤井先生、本当に有難うございました!
私達指導者は、別に感謝してもらうためにやっているわけでは無いんです。
でも
彼のように昨年コックスをしていた選手が漕手で勝つには、
恵まれた仲間だけでなく、彼自身の相当な努力が必要です。
素直で豊かな感性こそ
多くを引き寄せる原動力なんですね。
みんなもそれを持っています(*^^)v
それが嬉しいです!
私達指導者は「共に夢を語る」だけです!
こちらこそ・・・ありがとう!