Fです。ブログって観ていただける人がいるというだけで、更新していないと申し訳ない気持ちになるんですね・・。こりゃ大変や。でも・・有り難いですね。


マネージャーのPCの調子が悪いのと、テスト中なので

こういうときは私の持っているネタでいきます。


ただ、これはどこから引っ張ってきたのか記憶が??

でも「こりゃイイ!」って思ったものを残して、部員につたえています。

最近写真がない・・・私ももう少し勉強します(載せ方聞いたんやけど・・泣)

↓②と④が出来てない?・・・失礼しました。


五事

①よく見る  よく聴く  ③受け止める   ④わかる  ⑤変わる

これは人間関係など、生きるうえで最も大切なことだと思います。
ですが、世の中、
・よく見ていない
・よく聴けていない
・受け止めようとしていない
・分かろうとしていない
・変わろうとしていない

つまり、最も基本的なことができていない人が多いと思います。

人が話しているとき、その人を見ていない。
目の焦点がしっかりしていない。表情がない。
物思いにふけっている。相手の話に無反応。

仮に、話している人を見ていなくても真剣に聴くことはできますが、
その場合は、目の焦点はしっかりしていますし、話に反応します。
しかし、冗談を言っても笑わない。話に何の変化もない。
仮に「どんな話ですか」と聞いても答えられません。
それは単に「聞こえていた」だけですから。

つまり、「聴く」というのは「聴くこと(Listen)」であり、
耳を傾け、相手の言わんとすること、気持ち、真意を汲み取ることであり、
「聞こえる」というのは「音が聞こえる(hear))なのです。
「聞こえる(hear)」では、相手の言わんとすること、気持ち、真意は汲み取れません。
それなら、聴いていることにはならないのです。

もし、今まで、そういう状態を「聴いている」と思っていたなら、
おそらく、まったく「聴いていない」のだと思います。
それでは、まったくコミュニケーションができません。

わたしの経験では、10人中、12人はほとんど聴けていません。
それ以外の人は、大体聴けていますが、
「だいたい聴けている」というのは「1割以上聴けている」ということです。
「えっ!たった1割?」と驚くかもしれませんが、そうなのです。
1割聴けていたら、まだ「まし」です。現代社会では、それほど「聴けていない」のです。

もちろん、自然界では、それでは生きて行けませんね。
自然界では五感を研ぎ澄まさないと、
視覚、聴覚、嗅覚などをフルに使わないと、生きられません。

しかし、私たちの(不自然な)社会では、
無駄な情報、意味のないCM、聞きたくない情報が山ほどあり、
私たちは知らず知らずのうちに、
聴かない、聴きたくない、見ない、見たくない、感じない、感じたくない
状態になっているのです。
五感のスイッチをOFFにして、心を閉ざしているのです。
これが無知、無関心、無感動、無責任を生み出しているのです。

この病的な状態に気づかないでいると、
いつの間にか、外界と遮断され、自分の世界には閉じこもってしまいます。
コミュニケーションができなくなってしまうのです。
夫婦関係、親子関係などあらゆる人間関係が崩れ始めます。
人間関係が途絶、遮断、断絶していくのです。

自然界では、五感が100%働いていないと生きられませんから、
こういう状態では自然界では生きられません。
しかし現代社会では、天敵はいないし、食い殺される危険もありません。
それでも、サラリーマンなど一定の仕事は、なんとかやっていけます。
もちろん楽しくもないし、うまく行きません。それでも、まあ、生きていけるのです。
この社会では、自然界ではとうてい生きられないような状態で
生きている人がたくさんいるのです。
「ゾンビ」と言えるかもしれませんね。

でもおかしなことに、この社会では、1割程度聞けていれば何とかなるのです。
多くの人は、「じゃあ、私は普通か・・・安心した・・・」
と思ったかもしれませんが、そんなことで安心されたら困ります。
だって、1割聞いても、それは単なる「つまみ食い」です。
そんな状態では、とうてい相手を理解もできませんし、
ものごとを本当に「わかる」ことはできません。
そんな状態では、本当に聞いていることにはなりません。
そんな状態では、本当に生きていることにはなりません。

この五事を大切に」は、簡単ではありません。
しかし、これができるようにならないと、
あなたの人生もこの社会も、どんどんおかしくなります。
ぜひ、「五事」ができるように、取り組んでください。