依頼主から○○○に直接連絡を取ることは出来ない。新聞の三行広告に暗号メッセージを入れ、それを見た○○○の方から連絡を入れる。従って○○○にはメールも電話も掛かってこない。そんなものは持っていないからだ。依頼の内容は会って話す。従って連絡のやりとりの目的はあくまでアポイントを取る為だけだ。
私がこの時代に求める、とてもシンプルなビジネス構造だ。
勿論、「○○○」の中に入る名前はご存知「ゴルゴ」こと、デューク東郷・・・別名「ゴルゴ13」
今や通信機器の発展とともに携帯やスマホの電話番号やメールアドレスを交換することはごく当たり前に行われてしまっている反面、今後、犯罪の代名詞と成り得てしまう「LINE」などのSNSや「メール送信」自体も加えられてしまったストーカー規制など、一人歩きしてしまう個人情報が犯罪への発火点になってしまう怖さもはらんでいるようだ。
私が独身だった頃は、女性から電話番号(もちろん自宅の)や住所を聞き出すことに成功したら、交際開始の第一歩として喜んだものだが、あれから数十年、今ではそれらの情報が名刺に印刷されているのだから、隔世の感が強い。
スマホの「連絡先」に数千件の個人・法人のデータがギッシリと入っているという人もいる。私の親しい友人もその一人で、本職の仕事以外に交流会や勉強会を幾つも立ち上げ、引っ切り無しに連絡が入ってくる。
「数千人のリストと瞬時に連絡が取れるなんて凄いね」と賞賛の言葉を送ったところ、「君だって私なんかの何倍も登録されてるんじゃないですか?」と返された。さっそく登録件数を調べてみたら 500件位しか無く、その中の1割強はお水のお姉さん達だったので一人笑ってしまった。
ネット社会、ソーシャル文化などと言われるが、私は SNS やメールでの交流というのが余り得意ではない。覚えたばかりの頃は楽しくて夢中になるが、あとはパッタリと使わなくなる。
先程の友人に、「メールや電話は苦手なんだ」と告白したところビックリした顔をして「でも、連絡のやりとりこそ君の仕事の重要なアイテムではないのか?」と言われた。「いや、連絡のやりとりは私の仕事ではない。それは、仕事を補完するためだけのものだ」と偉そうに返してしまった。
そして、前述の私の求めるシンプルなビジネス構造の話と繋がったのである・・・・
この時代にそんな変わった奴はいないものかと探して見ると、ある日、書店で『3年で 7億稼いだ僕がメールを返信しない理由』と言う一冊の本に目が留まった。作者は32歳と若い世代の分類に入るが、「人間関係は増やさず、むしろ切り捨てる。それだけで人生が劇的に変化する!」と力説している。
これに近いことを既に実践している某社長が社交を一切断ってから会社が見事に発展したことを思い出した。とても気になるので私も立ち読みでチラッと読んでみることにしよう。








