賛否両論・・・「喫煙」と「非喫煙」 | ~ ロバート・フジタの一筆コラム~

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 本日のお題は「喫煙」である。


 


喫煙の健康上の是非は別として、今や街の中での喫煙者は大勢を占めつつある非喫煙者から、まるでゴキブリや凶悪犯罪人かのような目で見られており、まるで砂漠でオアシスを求め歩き続ける旅人のように、少なくなって行く喫煙所へ同志を求めて集まって行く。



 
 

最近では喫煙に健康被害や癌への因果関係はないという説を唱える誠に頼もしいドクターもいるらしいが、まず大前提として煙草は合法的な嗜好品である。どんなに健康に悪いと言われようと私の様に吸いたい人はたくさんいるわけで、喫煙自体はなんら問題はない。



ただし嗜好品は大好きな人がいる一方で大嫌いな人がいても当然である。煙草の煙や匂いを嗅ぐだけで吐き気がする、大嫌いだという人がいるのも全く不思議ではない。



 

昭和時代の朝のプラットホームでは、どんなに混んでいようとも平然と煙草が吸えた。線路や灰皿を見ると吸殻が自己主張しているかの如くいつも山盛りとなっている。毎朝、ホームの柱には必ず備え付けの灰皿?灰箱?があり、サラリーマン達の忙しい一日を応援しているのか、はたまた車両事故防止の為のお払いなのか、アッチコッチで狼煙が上がっていた。





 

 

 

そして、吸殻を人差し指でピッンと線路へ弾き飛ばすさまが何故かカッコイイ男の時代だった。あの正義のヒーロー・エイトマンでさえエネルギーが切れてくるとタバコ(本当は強化剤)を吸っていた。



 

 


オフィスでも禁煙や分煙という概念自体がなく自由に吸うことができた。家庭の中でもちゃぶ台やテーブルの上には、クリスタルや中には美濃焼や有田焼の陶器で出来た大き目の灰皿が我が物顔で鎮座していた。



 

 

 
 今の企業では、経営方針いかんで、喫煙の扱いは大きく変わる。本当に健康被害があるとすれば非喫煙者が多いほうが、会社の健康保険の負担が軽くなるので都合がいい筈だ。例え健康被害がなくとも、煙草の煙やヤニで社内が汚れるのは明白である。外資系の職場は全館禁煙が基本らしいが、中には喫煙者から喫煙所の清掃費を徴収する強気の会社もあるそうで、これはこれでかなり合理的な発想である。



その反面、顧客の意向によっては喫煙者のほうが好都合という場合もある。例えば消費者金融業、パチンコ業、居酒屋業などは、顧客に喫煙者が多いので従業員も喫煙者のほうが、顧客の気持ちが分かって良いという判断もあるらしい。逆にヘルスケア、美容、子供産業などでは、多くの顧客が喫煙を忌み嫌うので、それなりの対応が求められている。就業規則に反していないかぎり喫煙には何ら問題はないが、例え自分自身が喫煙者であっても高級ホテルや高級レストランで煙草くさいスタッフから接客はされたくない・・・何とも身勝手な考え方であるが。




しかし一昔前なら、ビジネス上で喫煙のメリットは大きかったように思える。ある愛煙家の有名人は「喫煙はチャンス!会社の喫煙所で役員と懇意になり、出世の糸口をつかめ」と説いていた記憶がある。確かに今80歳に近い彼の世代であれば通用したと思うが・・今や統計によれば、煙草代の支出が最も多いのが低所得層らしい。高所得層は煙草代支出が一番少ないと言うデータもある。




まぁ月給1千万円の高所得者にとっては平均単価410円の煙草代など微々たるもので、日給5千円位の低所得者にとっての410円はボディブローの様に徐々に効いてくる額である。



外資系や全館禁煙の職場にとっては、喫煙所で幹部に取り入るという目論見そのものが成立しないが、勿論、あくまでも統計上なので、エリートや億万長者でも喫煙者はたくさんいる筈だ。貴方の会社の役員がヘビースモカーなら、喫煙所で仲良くなって出世というハイリスク・ハイリターンも可能かも知れない。該当する方は是非試してみては如何だろう?




 


結局は職場の環境、顧客の意向、自分の能力に合わせて、煙草に対応するのが得策のようだ。喫煙者であろうがなかろうが、仕事のできる人、できない人はいる。もしも喫煙所清掃費に数百円毎月徴収されたとしても、あなたが優秀な営業マンで、同期の三倍以上月給を稼いでいるのであればなんら問題ない筈。大好きな煙草でしっかりと気分転換をして、同期の三倍の給料を維持するよう努めた方が賢い。




芸術家や作家などに至っては、喫煙の有無はまったく関係ない。あの(世界の)村上春樹氏が喫煙者なのかどうかは分からないが、彼のクライアントである出版社、読者には、彼が喫煙者だろうとなかろうと何の影響もない。




私は大学生で本格的に煙草を覚え、キャリア20数年で今も吸い続けている。ただし家族は吸わない。結論として煙草は合法的な嗜好品なので、愛煙家はマナーを守って堂々と吸えばいいのである。



 


愛煙家の皆さ~ん、どんどん煙草を吸って、国の税収増に貢献して行きましょう。今どき、こんな高税率の商品に気前よくお金が払ってくれるのは愛煙家だけだよぉ~。



絶対、我が国の財務省はその税収に大きな期待をしている筈だ。




 






今日はこの辺りでお別れしよう・・・