こんなところにもバイブル(神本)はあった | ~ ロバート・フジタの一筆コラム~

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ここに1冊の本がある。知人が是非読んでみろと置いて行った書籍だ。マーケティング分野ではバイブル(聖書)とされている本らしい。巷の噂では既にバイブルを超え(AKB48で聞いたような)「神本」と崇められている1冊だそうだ。


その本とは・・・『私はどうして販売外交に成功したか』(F ・ベドガー著、ダイヤモンド社)である。


 
 

 

この本を読んだ方には大変申し訳ないので、ここでブログを閉じて頂いても結構である。



では読み始めてみよう・・・



年も若い。野心もある。だが内面はいつも神経質で何かに怯え、客からの強烈な野次に怯え、チームの仲間からもプレッシャーを感じながらプレイしていた。そう彼はれっきとしたメジャーリーガーだった。そんなある日、監督に呼ばれた。




 

「お前を解雇する。なぜならば、のろまだからだ。まるで20年間やっているおいぼれ選手のようにお前はノロノロしている」



落ち込むフランク・ベドガー選手。



 

だがチームメイトの一人が救いの手をさしのべてくれた。「地方のプロリーグに知り合いがいる。良かったら君のことを紹介しようか?」



その翌週、ベドガーは地方リーグの選手としてプレイしていた。だが、そのプレイぶりは別人のようだった。かつてのベドガーを知っている人がみたら、皆、別人だと思った。なぜなら情熱のかたまりとなってプレイしていたからだ。



まるで背中に 100万ボルトの電池を背負っているかのようにキビキビと動き、移動は全力疾走。選手にボールを返すときも猛スピードで投げるので仲間はしばしば落球した。観客もマスコミも大喜びし、「気力のベドガー」と絶賛した。入団10日めには月給が 8倍に跳ね上がった。


私は何も上達していない。ただ、最高の情熱でプレイしただけだ。それなのにファンもマスコミも大喜びし、待遇まで大きく変わってしまった。情熱のもつ魔力に一番おどろいたのはベドガー本人だった。



そんなベドガーだが、ある日、事件が起きた。ハッスルプレイの最中に骨折し引退を余儀なくされたのだ。あれだけ情熱的なベドガーだったが、野球の世界を離れると、また元の神経質な男に戻ってしまう。故郷に帰って二年間、家具の集金人や保険の外交員の仕事をするがうまくいかない。のろまで老いぼれのような営業活動を続けながら、新聞の求人広告欄で別の職業をさがす毎日だった。




 
  

情けない自分を変えたくて、ある晩、デールカーネギーの話し方教室に行った。そこでスピーチさせられたベドガーは、話し始めてまだ時間が経っていないにもかかわらず「ストップ」を命じられた。話している本人が、話の内容に興味がないかのように話しているのを指摘されたのだ。



その場で講師がかわってスピーチを始めた。それはすさまじい情熱だった。スピーチの最中に興奮し、それがピークに達すると側にあった椅子を振り上げ、壁にたたきつけた。椅子の足が一本折れて飛び散った。その衝撃のスピーチのあった夜、ベドガーは忘れていたものを取りもどした。



よし、明日からの営業活動でもう一度「気力のベドガー」になろう。こんな熱心な営業マンは今まで一度も見たことがない、と相手に思わせよう。



翌日、ベドガーはアポイントがなかったので、飛び込み訪問した。招かれざる客だったが、彼は熱心に保険の勧誘をした。商談で最大のポイントにさしかかったとき、テーブルを拳でたたきながら訴えた。お客の様子をみてみた。怒るだろうか?追い返されるだろうか?どちらもしなかった。相手はじっと黙っていた。そしてペンをもって契約書にサインした。




その出来事を境にベドガーはセールス世界の頂点を目指して歩き始める。



まぁ~内容(概要)はこんな感じだが、この本の内容に触れ始めるとキリがなくなる。そしてそこには「気力のベドガー」ならぬ「気力のロバート」へと変身してしまう自分がいるのだ。未読の方には問答無用でお読みいただくしかない。この本の内容と無関係のビジネスピープルはいない筈だから。



今では、D.カーネギーの「自己を伸ばす」「人を動かす」「道は開ける」等とともに私の愛読書リストにしっかりと収まってしまっている。



 




今日はこの辺りでお別れとしよう・・・