理系あるあるが、川柳になった(追記あり)
こんにちは、理系サラリーマンのまさゆきです。あかん!思わず笑ってしまって、立ち読みできん買って、家でゆっくり読もと、思って本屋のレジに向かいました。本書は、ライフサイエンス関連企業、サーモフィッシャーサイエンティフック社が、2013年から2019年にかけて毎年実施してきた研究者川柳イベント『川柳 in the ラボ』 に応募された6815句の中から傑作170句を掲載したものです。主な投稿者は、大学や企業の現役研究者です。「サラリーマン川柳」の理系研究者バージョンといったところでしょうか。理系といっても「ライフサイエンス(バイオ系)」に偏っていますが、理系の世界を経験したことのある人にはあー、そんなことあったわと思える一冊さいえんす川柳 「研究者あるある」傑作選 (ブルーバックス)Amazon(アマゾン)980〜2,871円Amazon(アマゾン)で詳細を見る楽天市場で詳細を見る作品の一部を紹介10分の 静置の合間 ランチ食う実験には、反応待ちや、沈殿待ちなどで、検体をしばらく静置(せいち)します。その間に食事を済ませることは、よくやりました科学者と いえども最後は 神頼みやるだけのことをやれば、後は神のみぞ知る。そういう自分も、けっこう天神様頼み文系の嫁さんが一番ウケた作品クマリンで クスッと笑う 君が好き「クマリン」とは香りの成分で、桜餅(桜の葉)の香りがします。何も知らずに聞くと、クマのぬいぐるみやキャラだと思いますよね飲み会で ボスの真向かい 譲り合うボスを上司や社長に置き換えると、サラリーマンと同じ大掃除 色々みつかる 謎試薬冷蔵庫の奥から、昔のサンプルが「発掘」されることがあります。学生時代、(後輩が)半年前に採取したサンプルが冷蔵庫の奥にあって、変性して異臭を発していたことがあった冷蔵庫のツララ&霜びっしりも、理系あるある理系の人たちは日々何を考え、研究室(ラボ)でどんな生活を送っているのか?デートの予定も実験次第、実験室に米とインスタントラーメンと布団を持ち込み、徹夜で実験・・理系と縁のない人からすれば、研究者は「ちょっと変わった人」に映るかもしれません。しかし、彼ら・彼女らは、知らないことに対して強い好奇心を持っていたり、難病に苦しむ人を一人でも救いたいという強い信念をもっていたりします。その一念をもって日夜研究に励んでいます。この「さいえんす川柳」を通して、そんな彼らを温かく応援していただけると幸いです。作品には解説がついていますが、意味不明/理解しがたい場合は近くの理系さんに聞いてみてください。追記面白くするために誇張されたところもあるので、これから理系の研究室入る、または研究を目指す方は、話半分ぐらいで見てくださいね。さいえんす川柳 「研究者あるある」傑作選 (ブルーバックス)Amazon(アマゾン)880円Amazon(アマゾン)で詳細を見る楽天市場で詳細を見る