暑くなりましたね。
今日の私はたくさん動きました。
何年前のだ10年前のかっていうガラケー1台と、昔のiPhone2台、ルーター1台の処分。
何年前のだ10年前のかっていうノートパソコンのメーカーさん回収。
神社仏閣のお守りおみくじ返納。
スーツケースぶっこわしたので新しいのの下見。
…こうやって並べて書くとたくさんってほどじゃなくなるのが嫌です。
気になっていたこの本を読みました。
積ん読は一気に読めない理由があるんだよなあ。何かわからないけど。
だってこれ今日の昼過ぎに買ったけど合間みて全部読み切れた。
最後どうなるかが分かっている。
人間が生きていく上で避けて通れないビッグイベント。
大切な人が死ぬこと。
みんなそこに向かって生きてるんだ。
自分だっていずれ死ぬけど。
これがこの人との最後になるかもしれないって、電話を切るたび、メールを終えるたび、
顔を見るたび、思わざるを得ない状況って、あるじゃん。
それがずっと続いてるんだよ。
そういう切迫感っていうか、息苦しさっていうか、
そんな中で物語を書き続けるんだよ。
僕だったらこんなに書けない。
別の小説で、「書ける側の人間」と「好きだけど書けない、読む側の人間」がいる、っていう表現を読んだことがある。
書ける側の人間の底力。
書ける側だとしても、なんだろう。息継ぎできないまんま、
どこが終わりか見えないプールでずっと泳いでるような、
心が折れたら終わりだ的な、
トライアスロン?やったことないけど。
とにかくこんなすごいこと、だれにでもできやしない。
って、文章を書ける側の人の才能に圧倒されちゃって、
ちょっと気がそれちゃったのかな。
カズレーザーさんのようには泣けなかった。
はあ、…そうか、夫婦ってこうか、
と、ふかーく息をついた本でした。
竹若直樹