『世界の非ネイティブエリートがやっている英語学習法』齊藤淳 ー中経出版
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人はいつの時代も石の魅力に取り憑かれる。
硬く、重く、強い。
そのたたずまいは、風化にだって敗けやしない。
エジプトのピラミッド
イギリスのストーンヘンジ
イースター島のモアイ、などなど
これらは100年単位で歴史を刻む。
加工し、運んで、積み上げられた石たちは、人間よりも永く遺る。
大地が創りし不滅の素材。
それこそが人の心を魅了する。
一方、人が創りし素材がコンクリート。
石のように硬く、石のように重く、石のように強い。
でもやっぱり石を超えることは出来ない…
首都高トンネルコンクリートの耐用年数は100年。
砂利を混ぜ、砂を混ぜ、セメントを混ぜる。
当人が姿を消していくのは石と同じ。
ピラミッドを積んだ人たちは何を想ったか?
ストーンヘンジを組んだ人たちは何を想ったか?
モアイ像を刻んだ人たちは何を想ったか?
裏山で石を積みながら、
想いを馳せるのはそんな事。
コンクリート構築者として、
100年後の誰かに伝えるメッセージ。
「生コン打設に手は抜かない」
それが、コンクリート哲学。
『留学しないでネイティブ英語を身につける方法』有子山博美 ー中経出版
[How to get native speaking in Japan]
One day, author felt a discomfort. She got high score from TOEIC. But her English was told something hard for native although not wrong.
So, she studied difference between daily speaking and exam English. Author used movies or TV dramas as learning material.
Finally, she got one conclusion of native speaking. They didn’t use difficult sentence as like an examination. They talk useful sentence which used basic words.
Basic words have a lot of meaning. One verb could change with another word.
She gathered interesting or unknown sentences from video programs. Then she made databases for herself. The book taught me many situation of daily talking.
I agree her feeling. I read many books and got a lot of situations like a past, adventure, kingdom, feeling detective, lawyer , Greek and so on.
They didn’t use to get hard sentences.
Author informations useful verbs from her experience. It take me good study.
She picked up top 20 verbs. I give you a half of those.
make, get, have, take, let
give, go, come, look, ask etc.
If you want know more detail. Please read it yourself. Your daily conversation might be change. Thank you.
【意訳】
「TOEICのスコアは高いのに、英語が使えない!?」
身の回りに思い当たる人がいませんか。
それとも、「自分こそまさに!」と感じるでしょうか。
この本の著者もそこに違和感を感じていました。
仕事でネイティブにメールのチェックをしてもらっても、
「文法的には間違っていないけれど、何だか硬い印象」と指摘されます。
日常会話と試験の英語の違いは一体何か?
そんな疑問を抱き、著者は探しはじめます。
映画やドラマ、Twitterなどから、ネイティブによく使われているフレーズをピッ
データベースを作り上げてみると、ひとつの結論にたどり着きました。
ネイティブは難しい単語を使わない。
むしろ基本的な動詞を活用して、いろんな言い回しに使っている。
以下引用。
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洋画や海外ドラマを使って勉強していると、難解な語彙が増えるというよりも、
基本的な語彙の奥の深さを知り、使い方の幅を広げることができます。
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この意見に共感します。
英語の本をたくさん読んでいると、よく出てくる単語はある程度決まってきます。
「この単語よく出てくるなぁ」という頻出センテンス。
これらを集めるだけで、おそらく日常生活には困らないでしょう。
本書では、そんな活用の幅が広い動詞が20個紹介されています。
テスト勉強からは出てこない表現が含まれているのが特徴です。
もし興味があれば、ぜひ読んでみてください。
学習のために洋画・海外ドラマを見たいけれど見る時間もない!
そんな人におススメの一冊です。



