ラジコンと忙しい日々
数年前にお客様とラジコンをやっていた。アメ車で公園に行き、近くに止めてから
みんなゴソゴソと用意。ボンネットを開けて・・充電器をバッテリーにセット。
そして公園に入っていく。そしてアメ車のボディーのラジコンを出して用意する。
公園の近くを通る人達はまずアメ車を見てからラジコンを見て、ニヤリとする。
こいつら・・・って感じだろう。警察もラジコンをやってる子供たち?近くに行くと
警察官より年上多数、遠くで「君たち~」近くに来て敬語になる・・(夜なので)
警察も最初「夜遅いから・・・」最後には「がんばってください」
みんなはほとんど無言で黙々と周回を重ねていく。
私達は必死!何故かと言うと、時間とお金そしてプライド・・・
仕事が終わりラジコン屋(秋葉原)に行き、帰ってから分解、組み立て、セッティング、
不足部品は翌日買いに行く。そして組み立て。忙しい所の騒ぎではない。
平日昼間ラジコン屋で鉢合わせする事もある。(仕事中だろ!お互いに)先に買わないと
売り切れになる事もあるのだ。(特に夏場のタイヤ等は)
二等辺三角形のコース?(遊歩道)をグルグルと廻り、テールトゥノーズで走らせ、
サイドバイサイド。他車のタイヤがボディーに擦れて跡が付くと「かっこいい~」
である。一歩間違えるとコースアウト・・・そしてダメージ・・そして部品が・・・
部品=お金と時間 でも負けられない。
ボディーの消耗度は1~2ケ月位か・・・アメ車ボディーを探してカラーリングを考え、
シール等を探して仕上げる。ボディーを止めるポストが高いのは、よくひっくり返るからである。
そのコース(公園)は、よく見るラジコンの走りではない。
基本アウトインアウト。横Gに負けて横転することもある。
タイヤやインナーの硬さ、ショックのオイルやサスの硬さ、自由長やウイングの角度
モーターのスペックは一律であるが、分解して改造もする。
サーボの速さやアンプの良し悪し。全部大事である。
ボディー形状の良い国産車等を選ぶとバランス良いが、みんなから言わせると
「守りに入りやがって!」である。
国産車のハイブリットやセダンにはないが、アメ車に乗っていると
子供達が手を振ってくる事がある。
子供は正直だ・・・大人は・・・