オーバード・ケンプファー【UCトリコン/リベンジ】 | いつだって加速装置

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改造ガンプラ系ブログ。
目が色弱なので色が見分けづらいです。
成形色のまま無塗装でオリジナル機体を作ってます。

こんばんは。


今日は真面目モード、F岡です。



タイトル見てびっくりした人もいるでしょう。


そう、今更『UCトリコン』です。


これは誰かに見せたい記事…というよりは、自分自身のために書いた記事です。



今日は“けじめ”をつけに来ました。


半年前に終わったUCトリコン。


作品が完成したのがギリギリで、無様な出来のまま完成記事を投稿しました。


そんな自分への“けじめ”。


ジタバタしてお見苦しいですが、もう一度完成記事を書いたので、どんなものか最後まで付き合って頂きたいです。


どうか宜しくお願いしますm(_ _)m







U.C.0096。
フル・フロンタル大佐を首魁としたネオ・ジオン残党軍『袖付き』は、スペースノイドの自治権獲得という大望を抱きつつも、連邦の厳しい制約により枯れた資源衛星に身を潜めるしかなく、自軍戦力の拡充は思うように捗らなかった。
来たる戦局の一つとして、地球侵攻用に水陸両用MS《ゼー・ズール》をAE社(アナハイム・エレクトロニクス社)に委託開発させ備えはしていたが、水面下では各地に霧散するジオン残党に協力を仰ぐ動きもあった。


MS-18E/E《オーバード・ケンプファー》は、そのジオン残党の一つ『蒼い弾丸隊』所属のモビルスーツである。
単騎による敵防衛線への襲撃を目的としたEタイプ(Einhauen=襲撃)だが、さらにEの型式番号(Einrennen=突破)が与えられ、突貫能力が向上した本機は原型機を超える「Overd」の名を冠することとなった。


ダブルEタイプは別名「加速安定型」とも呼ばれ、脚部に新造された補助バーニアが滑走時の機体操作を容易にする。

また、フルウェポンは本体重量の80%相当と装着時は倍近く膨れ上がるが、滑走時は胸部と脚部の補助バーニアで支えられ、最高速度までの到達時間が原型機より短縮される結果に繋がった。




新造された脚部補助バーニアの効果は著しく、装着時の姿勢制御が難しいとされる大容量プロペラントタンクが取り付け可能となり、移動距離が大幅に伸びた。

両脚には携帯型チェーンマインを1基ずつ装備。

複数携帯することで、基地の破壊や敵機に取り付けるなど、用途の幅を広げる。



「蒼い弾丸隊、出撃する!俺に続け!」


先頭は進軍時の前方防御を担う隊長機《ザク・グレープオーガ》。

二番手の《ハイ・イフリート》は、敵基地にて得意の近接格闘戦を披露するため、移動時の活躍はない。

斥候・揺動役として先発する《オーバード・ケンプファー》は、エンジンを暖気運転させる必要があり、一次加速に到達するまで空気抵抗の少ない隊列中央に並ぶ。

途中離脱する三番手の穴を埋めるのは《ゲルググ・ヘビーカスタム》で、基地接近時に敵の攻撃が来たとき、前後に飛び出し隊列の横方向防御を任される一番難しいポジションである。

そして最後五番手、部隊の後方支援を行う《???》は……


目標、オーストラリア大陸東沿岸部、連邦軍トリントン基地。



「一次加速、完了。隊長、いつでもいけます!」

「了解。予定時刻ピッタリだ。お前が着く頃には水中部隊の攻撃がおっぱじまるだろう。連邦に熱いのかましてやれ!」

「ほら行きな!私らもすぐ追いつく!」

「一番槍、任せたぜ!」



「了解!……隊長、みんな、またあとで!」
「オーバード・ケンプファー、一時部隊を離れます!二次加速、オン‼︎」


「…ん、なんだ?………アッグ…か?」

「基地外周の固定トラップか何かにやられたか?」

「俺らより先に地上から先発隊が出てたとは…やるな」



「……とすると、もう近いな」

「誰だか知らないけどその気概、俺が背負ってやる」

「タンク、パージ!三次加速、オン‼︎……くっ!」



「目標、トリントン基地。目視確認!」

「攻撃を開始する!」



「基地侵入完了…っと!」
「MS格納庫、確認!第二フェーズ、状況開始!」
「隊長たちが来るまでモビルスーツのモグラ叩きだ!」


「…⁈上空に機影…ファット・アンクル!カークス隊か!」

「てことは噂のシャンブロはもう上陸してる頃だな」

「地上から何か来る。あれは…隊長たち?」

「……いや、あれは…バジリスク隊!……ヴァイスライアー小隊も来た!援軍が…どんどん来る!」



「ザ…ザザー……待たせたな…!」

「隊長‼︎」

「お待たせ!よく耐えたわね!」

「僕の見せ場、ちゃんとあるかい?」

「トリントン基地、現着!蒼い弾丸隊、攻撃開始せよ!」



「さすが隊長たち!……俺だって!」

「連邦の腑抜けどもめ!戦い方を教えてやる!」



「あれは……バイアラン⁉︎」

「…‼︎隊長ーー!」






以上、もう一度のオーバード・ケンプファーでした!


UCトリコン、製作期間2022/9/1〜2023/2/19、投票期間2/20〜2/25、結果発表2/26。


主催の身分でありながら、そしてコンペ開始から製作しておきながら、完成したのも撮影したのも製作期間最終日で、完成記事の内容は大変お粗末なものでした。



そんな完成記事でも作品自体を真剣に見てくれる人がいて、有り難いことに「かっこいい」とコメントや投票も頂けて…


優勝は3作品同数のタカさん・タッチさん・僕の3人となりました。


でもこの御二方の隣に立つのが本当に恥ずかしくって、UCトリコン終わってからの半年間、グフコンを行いながらも自分の情けなさが薄れることなく、ずっとどうにかしたいと思っていました。



「もう一度完成記事が書きたい」

「同じ写真は使わず、新規で撮り直して」

「グフコン終わったらすぐにやる」


そう心に決めてました。



今回書いた完成記事はUCトリコン中に思い描いていた理想の完成記事とは別物になり、結局キャラの深掘りや細かな小隊設定などの解説は無いままになっちゃったけれど、これが今の僕の『蒼い弾丸隊』の全てです。


隊列を組むこと、部隊が到着するまで先発して基地をめちゃくちゃに引っ掻き回すこと、皆さんの作品と戦場で遭遇したらその描写を入れること、「戦い方を教えてやる」のセリフを言うこと、最後はポケ戦と同じくビームサーベルで終わること。


一応やりたかったことはちゃんと出来たかな。


最後の5機目、あれの製作着手はまだまだ先になりそうです、他にもやりたい事があるので(^^;)



UCトリコン、正式名《ガンダムUC トリントン攻防戦コンペ 〜怨念返し〜》


僕の場合、無様な完成記事を書いてしまった自分自身への“怨念返し”になっちゃいましたね(笑)


でもこうして自分の心にやり残しをすることなく、新たにちゃんと書けたのは良かったなと、記事書き終わろうとしてる今清々しい気持ちでいっぱいです♪


ここまで読んでいただきありがとうございました。


F岡、これで前に進めます!


んじゃ!


まったねーーー!!!



トリントン攻防戦に準えた作品紹介もあるので、よければコチラも是非♪