うつむきながら、学校から帰るのを時々見かける小学生、中学年かな。
いつも一人
「おかえり」と、
声をかけると、
「ただいま」
と、
小さな声が返ってきます。
二か月くらい前に、親と一緒だったので、
「美味しいの食べに行く?」
聞いたら、親に促されて
「はい」と、小さな声です。
車で三人でケーキ屋さんに行きました。
「何にする?」
「イチゴショート」
即答でした。
それぞれ、選んで食べて、
家族さんの土産も買って帰りました。
その後日、家族で、イチゴ狩りに出かけ、楽しんでそうです。
パパは、三月、四月と、忙しい。ママ、運転しない。
「しばらく、遠出は出来ないよ」って、言ったら
「いいよ、どこかに行きたい時は、ケーキのおばさんに頼むよ。きっと、連れてってくれるよ。」
親はビックリ。その話を聞いた、私もびっくり。
その子二人姉妹の上の子
下の子が、インフルエンザに、今になって、かかった。
「チョコレートがあるんだけど、取りに来れる?」電話しました。
私が、足の不自由な事は、知っている。
一人で、取りに来てくれたあなたにお礼と、インフルエンザのお見舞いにと、
モロゾフのチョコレートを、二袋渡しました。
即、家族さんから、電話がありました。
「100メートルくらいしか離れていない、友達の家には、一人で行けないで、
送り迎えしているのに、それより遠いあなたの家には、行けたよ。
チョコレート、4っつに分けたよ」
と、ビックリしていました。
4っつとは、
自分たち姉妹と、時々訪れる自分たちの従妹です。
周りが言わなければ、おやつを自分からわけることは、なかったそうです。
私は、「一袋はお使いに来てくれたあなたに、一袋は妹に」
と、言っただけです。
ほんのちょっとの、きっかけで、行動を起こすことが出来るんだなぁ
思いました。