春ちゃん
新しい家族の中で過ごしています。
春ちゃんを迎えるにあたり、
一番反対していたのは
一番上のお姉ちゃんです。
なぜなら、以前飼っていた犬が、
春ちゃんと同じ、乳癌だったからです。
いろんな所に転移して、7歳で亡くなりました。
その時の事を、一番上のお姉ちゃんは、
二年経った今でも、しっかり憶えています。
あんな哀しい思いはしたくない。
12歳の春ちゃんは、すでに老犬です。
乳癌もあります。
これから先がどうなるのか、おおかた予想がつきます。
だからこそ、お母さんは飼いたかったのかもしれません。
大人たちのどんな言葉よりも、
春ちゃんの存在は大きいです。
子供達、走って学校から帰って来るそうです。
春ちゃんと、お散歩に行って、
春ちゃんと、宿題して、
春ちゃんと、食事して、
春ちゃんと、寝ます。
たった3.1キロのヨークシャーテリアの春ちゃん
子供達を、数日で、笑顔にしました。
一番反対していたお姉ちゃん
今日は、ドックランに一緒に行くんだそうです。
大人の言葉のシャワー、要りません。
ランドセルを背負った時
春ちゃん
「くうーん」の、甘え声が、子供達のランドセルの中に入って、
教科書と、ノートを開いた時、潤いを与えるんだと
思います。
授業、しっかり聞けるようになったそうです。
春休み、
春ちゃんと、いっぱい触れ合って、
新学期、迎えて欲しいです。