子供の頃に、好きな事をやらせてもらえなかった私。
最初は確か、「私も行きたいー!やりたかったー!」って、母に泣きじゃくって訴えていたけれど、少し大人になると、母を困らせてはいけないと、自分の中にそんな気持ちを抑えるようになった。
私は、辛い事があっても、人には知られないように、いつも笑っていたように思う。
泣くところを見せないようにしているのは、弱い自分を知られたくないから。
でも、本当は傷ついている私を知ってもらいたかったし、つらい気持ちを誰かに聞いてもらいたかったのかもしれない。
1番は、母に聞いてもらって、自分を認めてもらいたかったんだと思う。
今日、久しぶりに、悔しい思いをして、その頃の自分を思い出していた。
2歳の次男がいるので、夜は旦那が帰ってこないと、自分の用事で出かける事は難しい。
今日は行こうと思えば行けたのだけれど、私は仕事で帰りが遅くなり、夕飯の用事をしていたら遅くなってしまったので、家族に申し訳ないと思い、行けないでいた。
仕事でもちょっとあり、イライラもしていた。
後で子供から、他のママは来ていた事を知り、とても悔しくて悲しい気持ちになった。
小中学生の時の事を思い出して、少し自分を取り乱してしまった。
旦那と子供達にまで、「私も行きたかったのにー!」って。何度も訴えた。
でも、旦那はいつもちゃんと話を聞いてはくれず、自分の話をしだすから、余計にモヤモヤ。
家を出て1人になりたかった。
でも、私にはこの家にしか居場所がないからどこにも行けない。
実家がないって、さみしいな。
でも、自分の気持ちを吐き出して、その頃の自分を少し癒す事ができたのを感じる。
そうだ。我慢しないで、自分の気持ちを表現すればいいんだ。
私も、好きな事をやりたかったー!
私も、お母さんに甘えたかったー!
私も、お母さんに話しを聞いてもらいたかったし、認めてもらいたかったー!
お姉ちゃんだからって、こんなに我慢したくなかったー!
もっと抱きしめて欲しかったー!
もっとそばにいて欲しかった。。
あぁ、私、こんなにも傷ついていたんだ。
もう平気だと、自分では思っていた。
弱くて傷つきやすい。これも私もなんだ。。
レイキヒーラー藤本美奈