建艦狂奏曲 | 電脳東京雑記(仮2)

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大煩悩人の世迷言 in アメーバ


昨日は22DDHこと、いずも型護衛艦の命名・進水式でした。

この艦はいずもと名付けられましたが、ネット界では既に知られていた事で、命名式にも関わらず、あまり驚かれなかった方も少なくなかったようです。

このDDHはヘリ搭載型護衛艦で、退役したくらま型の改良型、しらね型の老朽化に伴う代替艦です。また、形は空母に似ていますが、あくまでもDDH(ヘリ搭載型・駆逐艦)ですので、空母としては機能しません。

それに、国内外の反応は何でしょうね。特に、ア○な国内のマスコミは、空母型、空母型、と叫んでいますが、これに乗せる飛行機はどうすうのでしょうか。また、お隣の国はロシア(ウクライナ?)から購入した未完成の正規空母を完成させたのですが、こちらに対する反応のなさといえば、何でしょうね。空母型と正規空母の違いも分からないような方の付和雷同といったらないですね。
(ま、軍事音痴は政治家だけでなくマスコミも深刻で、戦艦と軍艦の違いも分からないのですが、、、)



一般的に、空母は1隻では機能せず、最低、3隻以上必要とされています(3隻だと、常時1隻は軍事行動ができ、1隻は修理・回収でき、もう1隻は訓練に当てられます)。そういう意味で、お隣の国は2隻目の建造にも着手しているとか。

そして、一般的に言えば、空母と呼ばれる軍艦は、単艦では飛行機を飛ばす以外はデカイだけのものです。それを守る水上艦艇(護衛艦)や潜水艦、対潜哨戒機等、立体的な運用ができないと機能しませんが。そういう意味でも、お隣の国はイージス艦もどきな対空用の軍艦も続々と就役させていくでしょう。

兵器が戦争を生むのではなく、それを使う人間や管理する人間が戦争を生むのでしょうね。また、単純な平和論でなく、戦力の均衡が戦争を回避する方法だと、私は思うのですが。
(所詮、兵器は道具であり、道具同士では喧嘩しないものの、道具を使う人間によって、喧嘩したり、喧嘩を回避する事ができると思いますが、、、。但し、武器を持った相手に丸腰では、その対話の席にも乗らないのがほとんどで、念仏やお経、聖書の一部を唱えたところで、何も解決しないでしょうね)



これからは米ソの冷戦のように傍観者でなく、当事者として冷戦を戦っていかないといけないかもしれません。これに勝つには、同盟国に期待するだけでなく、自らも進むべき道を選ばなければなりません。そして、それは、一見、楽な道を選べば、万事解決するように見えるかもしれませんが、一度、その深みに嵌ると、二度と出られないかもしれません。

これからの未来を作るのは老人でも、亡霊でもなく、私たち自身である事を認識し、最良の方法を見つける努力をしないといけないかと思われますが、、、。