MVPとはMost Valuable Playerの略ですが、日本のプロ野球においては、概ね、優勝したチームから選ばれます。
そして、その基準となるのは、成績よりも印象が優先されるようですが、本当に、それでよいのでしょうか?
では、優勝との貢献度とは別に、成績だけが優先されるとしたら、野球でいえば、本塁打・打点・盗塁などの野手の記録、投手でいえば、勝利数・防御率・奪三振などでは一位になれたとしても、優勝とは全く関係なければ、MVPの価値はあると思いますか?
また、サッカーでいえば、得点やアシスト記録が多ければ、MVPの価値はあると思いますか?
でも、本当に、MVPの価値の難しさは、サッカーでいえば、試合の評価だけで決める事にはあると思います。
例えば、準決勝まで、抜群の活躍をするものの、決勝には一秒もでない選手にたいして、MVPの価値はあると思いますか?
まして、評価という数値では抜群であるものの、肝心の決勝にも出ず、自チームが大敗した場合、その価値はあると思いますか?
サッカーのバロンドールも、守備の要のDFやキーパーが獲得するのには、相当難しいように思えますが。
(近年でいえば、DFでバロンドールを獲得した、ファビオ・カンナバーロの例もありますが、あくまでも例外の範疇に入るでしょうね)
選ぶ方は簡単でも、選ばれる方は、、、。
たかが評価、されど評価、ですね。