うれしくって抱きあうよ

ちゃんと聴かないかんなーと、ずっと思ってた。YUKI。

ジュディマリは知っている。とゆーか思いっきり世代だ。さらにはNiNaも聴いたよ。

だからバンドやボーカリストとしてのイメージが強くて、なかなか踏み出せなかったのです。

まさかここまでとは・・・恥ずかしい話、僕はこのアルバムを聴いてちょっと泣きそうになりました。

音楽が好きな人はたくさんいると思いますが、曲を聴いて泣くなんて滅多にないことですよね。

素晴らしい作家陣に恵まれて、でもこのYUKIというアーティストはそれに甘えることなく素晴らしい歌詞を書く。

あのね、「うれしくって抱きあうよ」この言葉を考えてみ？

うれしいのはこっち、テンション上がってるよ、相手はそれを見て抱きあってくれる・・・！

こんな幸せ他にあるかっ！！ボケっ！！優しさに出会う度うれしくって抱きあうげんぞっ！！なんじゃいっ！！

という感じでね、このアルバムに散りばめられた言葉たちは僕の心を締め付けるでも逆撫でするでもなく、

ただただ大きな愛や喜び、つまりは幸せに直結する魔法であり、感情ザワザワ涙まであと少し状態なのだ。

簡単に言うとサッカサイ状態。

太宰的な詞しか書けない僕にとって（決してそれが悪いわけではないが）、この世界は悔しくて羨ましくて。

でも最後にはやっぱり感動してしまうのです。

才能溢れる女性とはこんなにも美しくてかわいいんだ。この胸の高鳴りは今までの比じゃない。

昨日もね、YUKIを聴きながら・・・なんかもう切なかったですわ。簡単に言うとサッカサイですわ。

なんだか、いろいろと目標を持てた気がします。いいアルバムですね。