昨日は久しぶりの完全オフ日で、絶対エレカシのDVD観るぞと朝から決めていた。
一番好きな2009野音?それとも25thたまアリにしようか、はたまた1988渋公か、一番最近の野音にするか。。
この悩んでる時間がまた楽し。
現地で観たリアルな感触を思い出したくなり2019野音の1日目にした。
野音30回目の記念すべきライブ。
トミのバスドラに記念の水引き祝像ステッカーが貼ってあった。
ライブは祝祭感とメジャー感のある構成で、当時私が期待していたザ・野音!なセトリではなかったけど、その頃のミヤジの前向きな気持ちがそのまま現れたようなステージで、帰り道はめちゃくちゃ満たされて幸せな気持ちだったのを思い出す。
ピリピリ感が一切なく、ハナウタでギターの出音が狂ってて仕切り直したり、笑顔の未来へでアウトロが合わずなかなか終われなかったりしても、みんなでそのハプニングも楽しんでるようだった。
ソロで沼ってエレカシはよくわからないって人も、この映像は優しくてハッピーなのでひょっとしたらハマるかもしれない。
この日の石くんがほんっと楽しそうでーー。
とにかく可愛くて可愛くて可愛いかった。
笑顔がツルッとピカピカしてた。
観るたびに、あー可愛い!って言っちゃう(笑)
こんな和やかな石くんあんまり見たことない。
4人+魚さんのシンプル構成でシグナルから始まって早々に泣かされた。
まだ明るい陽の光の中で色白のミヤジがなんだか発光して見えたっけ。
ティンカーベルみたいに華奢で綺麗だった。
そのくせ鬱陶しいくらいに髪が伸びてて、木々と一緒に風になびかせてたのがなんだかワイルドで生々しかった。
声がどこまでも空に突き抜けるように伸びやかで、'月の夜'なんて空気が切り裂かれるんじゃないかと思ったほど。
'こうして部屋で寝転んでるとまるで死ぬのを待ってるみたい'のイントロを繰り返してる間に、蔦谷さんとミッキーがステージに上がり準備をして音が徐々に盛り上がっていくのもワクワクしたな。
'四月の風"悲しみの果て"今宵の月のように'の時は石くんが演奏中何度も土方さんに人懐こい笑顔でアイコンタクトしてたのを思い出す。
土方さんの前ではみんな20代の男子に戻ってるような感じがした。
佐久間さんがいたらこの日のステージに呼んだだろうか。
できることなら佐久間さんにはもう一度エレカシをプロデュースして欲しかったなぁ。
'俺たちの明日'で石くんがアコギ弾いてたのは新鮮だった。
途中で素早くエレキにチェンジして最後のスライドギターを弾いていた。
この日はミッキーもゲスト参加だったし、できるだけ4人(+鍵盤)で演るという試みをしていたのかもしれない。
石くんのギターソロが随所に観られたのもよかった。
'友達がいるのさ'の「歌と演奏はー、歌と演奏はーー、エレファントカシマシでしたーー!」がほんと沁みるんだよなー。ミヤジも泣いてた。
ソロ始まってまだ半年ぐらいだったし、モヤモヤのある中で揺るぎないバンドの結束感を見せてくれたのがほんとうれしかったなー。
観終わって、あーーやっぱりエレカシ大好きだなーって、改めて思った。
どんなにソロで感動しても、どんなに他のアーティストのライブ楽しんでも、私にはエレカシにしか埋められない隙間があるんだよなぁ。ほんと。
当時のブログも読み返して我ながらしみじみしてしまった。
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