さっき見た配信ライブの感想を
とりあえず勢いで書いておく。
2020/10/04(日) 日比谷野外大音楽堂 セットリスト
こちらよりお借りしました→☆
01.夢のちまた
02.DEAD OR ALIVE
03.Easy Go
04.地元のダンナ
05.デーデ
06.星の砂
07.何も無き一夜
08.無事なる男
09.珍奇男
10.晩秋の一夜
11.月の夜
12.武蔵野
13.パワー・イン・ザ・ワールド
14.悲しみの果て
15.RAINBOW
16.ガストロンジャー
17.ズレてる方がいい
18.俺たちの明日
19.ハナウタ~遠い昔からの物語~
20.今宵の月のように
21.友達がいるのさ
22.かけだす男
23.so many people
24.男は行く
25.ファイティングマン
26.星の降るような夜に
27.風に吹かれて
28.待つ男
いやはや、、配信もある中でこの選曲。
すごいキワを攻めてきた。
みやじの考える「エレファントカシマシらしさ」ってこう言うことなんだな。
どうだ!これが俺のバンドだ!と突きつけられた感じ。
痺れまくった。
途中のMCでソロのことに触れ
’木綿のハンカチーフ’を歌う中で’晩秋の一夜’も歌えてよかった、
と言うようなことを言ってたけど
まさにソロのイメージをぶっ壊すようなセトリと
スマイルなし、の激渋ステージだった。
きっとこれまでもずっとこうして
自ら作り上げた成功を自ら叩き壊して
何度も何度もバンドを更新してきたんだろう。
ソロワークすらエレカシのステップアップのためなんじゃないかと
やっぱり思ってしまう。。
曲の途中でテンポが微妙にアップダウンするのがあって
(’無事なる男’とか)この4人ならではの呼吸がすごく感じられた。
久しぶりでちょっと噛み合わないところもあったけど
そういう有機体的な揺らぎも
あーーやっぱバンドっていいなぁ!と思わせてくれた。
’晩秋の一夜’は今だからこそ聴いて欲しいって言ってた。
自粛期間中に篭ってたのとエピック時代の気持ちがリンクしたのかもしれない。
’珍奇男’から珍しく椅子の座面に小さく腰掛けてて、
きっとそれもエピック時代の再現だったに違いないと思ってる。
石くんの髪引っ張るのは
上を向け!胸を張れ!って言ってるように思える。
あのサングラスはもしかしたら
緊張する石くんにミヤジが勧めたのかも、と勝手な想像。
トミが今回また一段と力強くてかっこよかったなぁ。
なんだろう?あの凄みと眼力。
ちょっと痩せたけどすごくパワフルだった!
ミヤジはすごく声出てて素晴らしかったけど
少しお疲れのようにも見えた。
(テレ東音楽祭の時にも感じた)
でもなぜか後半に行くにつれ生き生きしてくるんだよね。
ずっとライブでみんなの前で歌い続けていないと
死んでしまう生き物なのかもしれない。
豚に真珠だ貴様らに
聴かせる歌などなくなったーーー!
と全国に歌い放った。
ハンカチーフくださいと歌ってる人が。
P.S. I love youと歌ってる人が。
会いにゆこう私の好きな人にと歌ってる人が。
振れ幅でかい(笑)でかいけども
拒絶も優しさもどちらも愛すべき自分だと
全部抱きしめて生きているのが
宮本浩次という人なのかな。
最後の最後’風に吹かれて’で終わったのは
とっても意外だったけど
なんとなく今日のこの、これぞエレカシ!というイメージをも
さよならさ、って言ってる気がして
またエレファントカシマシは次のステージに行くぜって
宣言だったようにも思えた。
(追記:
'風に吹かれて'は最後ではなかった。間違い。アンコールに'待つ男'がありました)
そして最後の抱擁。。。。あれはやばかった。
成ちゃんは照れながら片手でさりげなく、
トミは力強く両腕をがっつりと、
石くんはユーモラスにお腹で受け止める。。
あの一瞬のやりとりに3人の個性が現れていて
奇跡の瞬間だった。
これが4人のソーシャルディスタンスなんだよな。
世の中がどんなに変わろうと
今までもこれからもその距離は変わらないんだろう。
あーーー7日まで何度も見返そう。