昨夜のバースデーコンサートat作業場
とにかく今この気持ちを
書き記しておかねば!という思いで
大した記憶もないのだけど
思いつくまま書いておこう。
いつものみやじ、いつもの作業場。
たくさんのギター、ドラム、積まれた茶器、壁のCD。
テーブルの上のペン立てやらタオル、水。
雑多な感じが普段のまま切り取られたかのようだったな。
「うれしい。ではこの曲聞いてくれ」
座ったまま’夜明けのうた’歌い始め。
なんと嬉しそうな顔よ。。
笑顔を噛み殺して歌う喜びをかみしめるように歌う。
アングルが変わると「宮本、独歩。」の横断幕があって
ここでやっと、
あ、特別な日、特別なライブなんだ
と改めて自覚した。
さらに部屋を見渡すとたくさんのカメラ。
誰もいない、みやじひとりの部屋で
遠隔操作されたカメラが全ての動作を逃すまいと追う追う。
それでもちょいちょいカメラから消える(笑)
’夜明けのうた’は絶対号泣すると思ってたんだけど
いきなりまさかのオープニングで
ハラハラドキドキしてる間に終わってしまった。
ステージと違って脱いだジャケットを丁寧に掛けたり
途中エアコン操作したりね。
こういう動作もプライベート感があってうれしかったり。
「エビバデーー!」
誰もいない部屋でまるで自分を奮い立たせるかのように叫んでた。
今まで聞いたエビバデーで一番グッときたかもしれない。
序盤でまさかの’孤独な旅人’。
意外だったけどこの状況下でとても沁みた。。
作業場はまるでみやじの体内みたいに自由で気ままだね。
汗も涙も喜びも苦悩も全部染み込んでいるんだろう。
自在に動き回り、椅子に乗り、転がり、
かかとを鳴らし、バスドラ打ちながらギター弾いたり。
宮本浩次まんま全部を晒していた気がする。
’獣ゆく細道’まさかの一人デュエット。
2つのパートを行き来するの
めちゃめちゃ高度じゃないこれ?
ただでさえ音程難しそうなのに。
めちゃくちゃかっこいかったーー
ミヤジのアコギ、ラテンリズムですごく好きだな。
声が本当に絶好調だったね。
部屋中ビリビリ振動しているのが
画面越しに伝わってくるようだった。
前半から飛ばしてて(歌詞もだいぶ飛ばしてて)
ギターも結構ボロボロで心配になったけど(笑)
’俺たちの明日’でガッとベテランの顔になったのは
やっぱりさすがだなぁと思った。
エレファントカシマシの曲は安定感があって
珍奇男〜からのデーデメドレー(そうきたか!)とか
盤石でどっしりしてて最高でしたね。
「いい顔してるぜー!まったく見えないけど」
泣き笑いだよね。
しっかし、すごく久しぶりのライブだというのに
このテンション、パッション、歌のクオリティ。
本当にすごくないか?しかも無観客で。
練習でもこれが通常で
いつでも手を抜かず本気でやってるんだろう。
この状況でもそれは変わらないんだなって思った。
ポーズやキメ顔にしたっていつもやってるんだろね。
ひとりで鏡にむかってさ(笑)
「去年はライブハウスで。今年はホールで。でもできなかった。
楽しみにしていたんですよ?結構」
さらりと言ったこのひとことに今まで言わずにいた無念さが
滲んでいてもう本当に切なくて。
コール&レスポンスがあればもっと気分上がっただろうなぁ。
ホールで聴きたいよなぁ。
ホールで歌わせてあげたいよなぁぁぁ。
中盤からうちの電波がおかしくなり画面も音声もブツ切れで
しかも猫が画面前を行き来してて集中を欠いたけど
とりあえずエネルギーは全部余すとこなく受け取った!
どうやら来月のWOWOW放送は拡大版で
第2部もあるらしいじゃないですか。
8月には密着取材番組もあるらしいじゃないですか。
こりゃ再契約するしかないよね。
自身の誕生日には一言も触れない
宮本浩次54歳のバースデーコンサートat作業場。
ほんとにほんとに最高でした。
ほんとにほんとにありがとう!!
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