一気に読んでしまった。
ソロのインタビューはそろそろ言葉出尽くしたかなと思って、チラッと見るぐらいにしようと本屋さんでページをめくったのに、写真と少しのワードが目に飛び込み、速攻レジに持っていった。
そしてあっという間に読了。
内容は書かないけども、なんかもう、このしあわせな人についていくしかあるまいと思いました。
どこかで私はすぐにバンドに戻ってきてくれると期待していた。
最近ますます熱を帯びてきて、特にソロライブ以降は、バンドはどうなるのか、ソロにのめり込めばのめり込むほど宮本がエレカシを否定することに繋がるのではないか、と怖くなっていたんだな。
でもその反面で解き放たれた宮本浩次の作るみずみずしい音楽達に惹かれてもいて。
その狭間で我ながらほんとに右往左往してきたなぁ。。
エレファントカシマシはかくあらねばならぬ、という幻想に縛られていたのは私の方で。
宮本はずっと言ってたんだけども、そういう幻想から自分をまず解き放って、ファンの心境も全部知りつつ、見据えているのはそんなレベルではなくもっととんでもなく先を見ているんだな。
ということをやっと呑み込めてきた。。
おそ。。
今はソロがメインではあるけども、同時にエレカシも何やら考えるところがあるっぽい。
今年唯一エレカシとして参加するロックインジャパンフェスは蔦屋好位置さんとミッキーがサポートとのこと。
何だ何だ、何が始まるんだ?
バンドの方もエレカシファン丸ごとまだ見ぬ高みへ連れていくつもりか?
弾き語りライブで披露したエレカシの古い曲も別のメンバーとバンドじゃないアレンジでやるのが夢、
という話のあたりで胸がぎゅぅぅぅっとなったけれど、それももう受け入れる覚悟をしないといけないところに来た。
自分の思う理想にこだわっていたら(っったって私は後追いの新参ファンなのですけど)好きな音楽が純粋に楽しめなくなるのも悲しいし、この先の素晴らしい景色を一緒に見ることはできないな、と。
これからももしかしたら時々揺れ動くかもしれない。
まぁそれも仕方ない。
だってエレカシが大好きなんだもの。
だけど、これ読んでかなりスッキリしたかもしれない。
写真の表情がとてもいいな。
全部微笑んでる。無表情のカットですら。
こんなに幸せそうに音楽作ってたら幸せなものしかできるはずがない。
ああ何処へ行くのやら
明日は何があるのやら
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