連休も仕事のワタシ。
せめて昨日は午後だけでもどっぷりエレカシ漬けになろうと決め込み、
2009年の野音DVD、まずは初日10/24のを観た。
これ10/24と25の2デイズ入ってて1日だけでも25曲あり、かなり見応えがある。
"序曲〜夢のちまた"から始まり、クリアで丁寧な声、集中した顔、この時点でこちらの期待が一気に高まる。
野音といえばスタートはまだ明るくて中盤に日が暮れ始め、虫の音色が聞こえてくるようなイメージでいたけれど、この日は10月の終わり。
5曲めの"暮れゆく夕べの空"演奏時には既にとっぷり日が暮れていて、MCで「最近は日が暮れるのが早いですね。時間の計算を間違えたかもしれません」というような事言ってた。
実際のその場の風景を想像しながら曲順を綿密に考えているんだと言うのが伝わってきて、そしてそれを残念そうに話すところがこの人は本当に真っ直ぐな人だなぁと思う。
10年前だからなのか野音だからなのか、笑いを誘うようなパフォーマンスはほとんどなく(少しお尻ペンペンとか、石くんの乳首つねったりしてたけど
)

地の底からうねるようなグルーヴとそこから生まれる自然で激しい動きがあるのみ。
MCは少なめだけど要所要所で効いていた。
私が沼落ちしたYouTubeで観た動画はこの時の"遁世"ではなかったかなぁ。
ハンドカメラが揺れまくっててピントも合ってないんだけど、
それもどうでもよくなるぐらい歌に聴き入ってしまう。
"生命賛歌"石くんのギターソロ、キレッキレ。
"おかみさん"で宮本とのギターバトルも見どころで、石くんが元気にギター弾いてると、今バンドの雰囲気いいのかなって思う。
この日は雨。
"季節外れの男"の歌い出し「雨の中 俺は遠くへ出かけよう」がピタリとハマってた。
"シグナル"のMCで「最近のU2のオヤジくさいアルバムを聴いてこんなかっこいい曲を作りたいと思った」って、これ褒めてんだよね?(笑)
打ち込みの音源とはまた違うバンドでの"武蔵野"は味があったなぁ。
"石橋たたいて八十年"とか"きみの面影だけ"など珍しい曲もやってくれてて、宮本も言っていたけどマニアックなセトリだよね。
これが聴きたかった!たまらん!と何度も叫んだ(心の中で)
熱くてとてつもなくクールなステージで、どこを取ってもカッコよかったなぁ。。
どこまでも届きそうな声の伸び、バンドの一体感、躍動、その日剃ってきたという石くんの坊主頭までとにかくすべてがキマってたなぁ。
2デイズじっくり見比べられるというのもかなり貴重だし、初回限定盤は中古でもちょっと高かったけど特典映像と写真集が付いて私的には全然お買い得という感じ。
ほんと買ってよかった。
2日めはまた少し違うセトリなので楽しみ!
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夏の予定は野音、ロッキンジャパン、アラバキ(ソロ)があるようだけど
野音はもちろんエントリーする。
ロッキンも行きたい。
アラバキは、、多分行かないかな〜
ソロの動向は気になるしもちろん好きなんだけど、やっぱり私は「エレカシ宮本浩次」が見たいんだな。
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