岡山池田積みを愛でる旅。① | 歴史と未来の探究ノート

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占い師として生計を立てつつ、プライベートは「本能寺の変」の研究に没頭する変わり者。
弟と、本能寺姉弟(ほんのうじきょうだい)としても活動中。
真理を追い求める研究ライフ、どうぞご笑覧ください。

今回は岡山に行った時のお話ということで、


一応おさえとこうよと岡山城と、


そしてメインの閑谷学校へおもむこうという手筈でございます。



…閑谷学校…。


「石の声を聴け」というキャッチフレーズが、


威光を放ちながら石積みマニアの心をわしづかんだ


平野隆彰氏『穴太の石積』に掲載されていた、


閑谷学校石積みのモノクロ写真。


これに衝撃を受けた我々兄弟は、


この積み様を絶対見に行こうと誓い合いまいた。



旅を前日に控えた夜など、


明日になったらあののもとに行くのかという興奮で眠れず、


以外のことを考えようと羊を数えてみたりするものの、


羊の飛び越える柵が積みになってしまってああーもーだめだ。


のがれられない!と


苦しみながらなんとか朝を迎え、岡山へ向かったのです。



車内では、今日は早起きをしました!という


どうでもいい自己申告と、


そのジャンパーいくらで買ったん?


え!!4万もするの!!?


と、弟の着衣の景気の良さに、


あぁ彼は大人になったんだなぁ~と、感慨深く思ったのです。