皆さん、こんばんは!椎名です。
いつも読んでいただきありがとうございます。感謝します。
スティ‐ブン・R・コヴィ‐氏(経営コンサルタント)に学ぶ人生を生き抜くためのヒント・・・
価値ある人生を送るためには、人生の最後の姿を描き、それを念頭において今日という一日を始めることである。
愛する人の葬儀に参列する場面を心の中に思い描いてほしい。
あなたは、会場に向かって車を走らせ、駐車して、車から降りる。
そして、会場に入ると、花が飾ってあり、あなたは静寂な雰囲気に包まれる。
その場に集まっている人々からは、別れの悲しみがにじみ出ているのと同時に、故人と知り合いになれた喜びが感じられる。
あなたは、会場の前の方に進み、そこに飾ってある写真を見る。
すると、なんとそこにはあなた自身の顔が飾られている。
これは、今日から三年後に執り行われるあなた自身の葬儀なのだ。
集まっている人々はあなたに対する尊敬、愛、感謝の意を表しに来ているのである。
あなたは、席に着き、式次第を見る。
四人の人が弔辞を述べることになっている。
最初に家族や親戚の代表として、全国から集まっている子供、兄弟、両親、祖父母、おじ・おば、いとこなどの内からひとり。
次は友人のひとりで、あなたの人柄をよく知っている人。
三番目は仕事関係の人で、四番目はコミュニティ‐、自治会、サ‐クルなど、あなたが奉仕活動を行ってきたところからのひとりである。
ここで深く考えてみてほしい。
集まってくれたそれぞれの人たちから、あなたの人生について、何と言ってほしいだろうか。
彼らの言葉をもって、あなたはどういう夫、妻、父、母だったと述べてほしいのか。
どういう息子、娘、いとこだったのか。
どういう友達だったのか。
どういう仕事の同僚だったと言ってほしいのだろうか。
あなたは、皆に自分の人格のどういうところを見てほしかったのか。
どういう貢献や業績を覚えていてほしいのか。
その場に集まっている人、それぞれの顔をよく見てもらいたい。
彼らの人生にあなたはどういう影響を及ぼしたかったのだろうか。
(7つの習慣/キングベア‐出版)
私たちには後どれくらいの人生が残されているのか・・・、時には残された人生についてひとり静かに考えてみることが必要でしょう。
人生とは誰でも次の瞬間どうなるかはわからないものですが、仮に人生80年だとすると今40歳の人は後40年、今60歳の人は後20年でこの世から完全に姿を消すことになります。
そんなの当たり前だと言われる方も多いと思いますが、私たちは残された人生について本気で認識しているでしょうか。
日々の暮らしに流されず、後悔しない生き方を志していくためには自分の死から考える必要がある・・・。
自分の死ぬ年月日を決めて辞世の句を詠んでみるのもいいでしょう。
人生は有限であるということを本気で認識しない限り、いつまでたっても本当に大切なことは見えてこないように思います。
私も実践しているのですが、40歳過ぎたら死のイメ‐ジ、死の訓練は定期的に行う必要があると思います。
これは人生活性化のための非常に有効なテクニックです。
私たちの人生は有限である・・・、あなたは今本当にやりたいことをやっていますか?そして、本当にやらなければならないことはもうお済みですか?
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。