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そろそろ涼しくなって秋風が感じるようになると、
足元の水虫も大人しくなってくる時期に入ってきます。
梅雨時期から治療を開始されていた方などは、
実際に水虫の完治も視野に入ってきているのではないでしょうか。
そんなこの時期だからこそ、お伝えしたいことがあります。
水虫の完治後に注意をしておく点についてです。
まず、最初に注意するべき点としては、
本当に完治しているのかを疑うことです。
水虫というのは、気温と湿度が下がると活動力が急激に低下し、
治ったかのような錯覚に陥ることがよく起こり得ます。
それを避けるために、完治したと思っても、
水虫薬は最低でも1ヶ月ほどはクールダウンがてら、
使い続けてもらうことが大切になります。
中には、完治しても1週間に数回、水虫薬を塗るという方もおられるようです。
マル秘テクニックとしては、クリームタイプの
水虫薬エフゲンクリームαを塗るという方法です。
成分の中に尿素が10%入っているため、
乾燥するこの時期でもしっとりとした肌をキープしつつ、
足裏に付着している白癬菌を退治してくれます。
もちろん水虫薬エフゲンをお使い頂いても構いませんが、
その際は、多く塗り過ぎると、角質が水虫でもないのに、
ボロボロと剥がれる可能性もありますので、
塗りすぎには、注意してください。
2つ目に注意するべき点は、足元の清潔です。
1日に一度は薬用石鹸を用いて足元を丁寧に洗いましょう。
これからの時期は乾燥もするので、
液体タイプのエフゲン薬用フットソープがお勧め。
爽やかなティートゥリーの香りで、
洗い上がりはサッパリとした仕上がりですが、
しっとり感も残り、お勧めです。
水虫は再発しやすい病気ですが、
こうして清潔を保っていれば恐れるに足りません。
大切なことは、毎日清潔を保つということです。
水虫の原因菌である白癬菌は、足裏に付着すると、
24時間程度で表皮を溶かして、角質層に定着しようとしますが、
その前に薬用石鹸で洗い流して、
定着するのをブロックすれば大丈夫ですので、
毎日しっかり足を洗う習慣を身につけましょう。
ちなみに普通の石鹸でも大丈夫ですか?
という質問もありますのでお答えしますが、
基本的には大丈夫です。
医薬部外品の石鹸の方がより殺菌力が強いのですが、
普通の石鹸でも構いません。
何よりも大切なことは習慣です。
3つ目は、これから秋冬のシーズンを迎えるのにあたり、
温かい靴を履く機会が増えると思います。
女性ならブーツも履く機会が出てくると思います。
そういった際、足の蒸れにはくれぐれもご注意ください。
一日、蒸れた状態の靴の中に足を入れていると、
水虫になりやすいというのは、もう皆さん周知の事実です。
それを避けるためには、足ゆびちゃんといった
趾間汗取りパッドを用いるか、5本指ソックスを履くといった
アクションが重要になります。
そして、最後のポイントは同じ靴を履かないということ。
もう水虫を防ぐ基本中の基本のお話なのですが、
1日靴を履くと、その靴の中はたっぷりと湿度を持ちますので、
翌日は違う靴を履くようにしましょう。
1週間3足くらいをローテーションで履くのが理想的です。
いかがでしたか?
本当はもっと書きたいことはありますが、これを守れば、
水虫の再発はぐっと抑えることができます。
是非、この秋に生活習慣の一つとして、取り入れてはいかがでしょうか?
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