そっちは晴れているのだろうか。電車を降りて、ふとやけに夜が明るいなと思ったら今日は中秋の名月だった。

 中秋の名月って全国的に雨が多くて実はあんまり奇麗に見えないらしい。去年は雨だったと関東のラジオでは言っていた。ちなみに去年の今日は覚えていない。。。ただ、雨だったと言われて、そうだったのかという感じにしかならない。。

 でも、今年は月が奇麗だと思えた。月だけではなく、雲も奇麗だと思った。雲があったから月が奇麗だと思えた。

 光は透明で雲が白くて流れが速くて、月は出ては隠れる。ぼーっと見ていると月が速く動いているように思える。当たり前だけど雲のほうが速く動いている。でもそんなんどっちでもいいやんかと落ち着く。こんな事を駅からすぐにアパートに帰らずに荒川の土手でしばらく空を眺めて思っていた。

 そっちでも満月が見えただろうか。今日は世界中が満月なんだろうな。どこからどう見ても満月で、ひっくり返しても丸くて、今日もウサギが餅をつく。

 フンザで見た満月を思い出す。もっと白くて透明で、その光を受けた山々が静かに空気を鳴らしていた夜。ほんの小さな音でも遥か先まで届くんじゃないかなって思うほど、まったく音がなかった夜。鉱物が泣く夜ってあんな夜なのかな。

 そんなんを思い出して、いつか見せてあげれたらなって思う。そんな日が来るかなってなんの保証もないのに、ただそう思った。

 んん、日付が変わった。今日も朝一出発、日付が変わっても仕事だ。。。。24時間後、何かなければ高い確率でパソコンに向かっている自分が想像できる。

 なんか、なんかなーだな。。。。