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2009年05月18日

小児歯科「虫歯対策」

「イオン飲料とむし歯」対策

1.乳幼児に対して
*過激な運動や極端に汗をかいたとき以外は、普通の水を与える。
*イオン飲料を水の代わりに使用しない。
*下痢や嘔吐でイオン飲料を飲ませたときは症状が軽快したら中止する。のどが渇いたら普通の水を与える。
*入浴後は水を飲ませる。
*寝る前に歯を磨く。やむを得ず、寝る前や寝ながら与えるときは水を飲ませる。あるいは、与えた後に綿棒や指先にガーゼを巻き口腔内を清拭する。

2.学童に対して
*運動で汗をかくときはイオン飲料を薄めて飲み、運動が終わったら、普通の水を飲む。
*ペットボトルを持ち歩きいつも飲む習慣や、食事をしながらイオン飲料を飲む習慣を付けないようにする。
*のどが渇いたときは水を飲む。


指しゃぶりへの対策

1.乳幼児
 生後12ヶ月頃までの指しゃぶりは、乳幼児の発達過程における生理的な行為なので、そのまま経過をみてよい。
2.幼児期前半(1~2才まで)
 この時期は遊びが広がるので、昼間の指しゃぶりは減少する。退屈なときや眠いときに見られるに過ぎない。したがって、この時期はあまり神経質にならずに子供の生活全体を温かく見守る。
 ただし、親が指しゃぶりを非常に気にしている、一日中頻繁にしている、吸い方が強いために指ダコが出来ている場合は4~5歳になって、習慣化しないために親子に対して小児科医や小児歯科医、臨床心理士などによる対応が必要である。
3.幼児期後半(3歳~就学前まで)
 この時期になるとすでに習慣化した指しゃぶりでも、保育園、幼稚園で子供同士の遊びなど社会性が発達するにつれて自然に減少することが多い。しかし、なお頻繁な指しゃぶりがつづく場合は小児医や小児歯科医、臨床心理士などによる積極的な対応が必要である。
4.小学校入学後
 この時期になると指しゃぶりは殆ど消失する。この時期になっても固執している子、あるいは止めたくても止められない子の場合は、小児科医、小児歯科医、臨床心理士の連携による積極的対応を行う。


おしゃぶり使用の考え方

おしゃぶりは出来るだけ使用しない方がよいが、もし使用するなら咬合の異常を防ぐために、次の点を留意する。

①発語や言葉を覚える1歳過ぎになったら、おしゃぶりのフォルダーを外して、常時使用しないようにする。
②遅くとも2歳半までに使用を中止するようにする。
③おしゃぶりを使用している間も、声かけや一緒に遊ぶなどの子供とのふれあいを大切にして、子供がして欲しいことや、したいことを満足させるように心がける。子育ての手抜きとし便利性からだけでおしゃぶりを使用しないようにする。
④おしゃぶりだけでなく指しゃぶりも習慣づけないようにするには、③の方法を行う。
⑤4歳以降になってもおしゃぶりが取れない場合は、情緒的な面を考慮してかかりつけの小児科医に相談することを勧める。


「母乳と虫歯」対策

食物残渣が歯の表面に付着しないよう「お口のケア」が大切である。
*歯が生えたら母乳を与えた後に、指に巻いたガーゼや綿棒で、ことに上の前歯を清拭する。歯磨きをさせてくれる1歳過ぎの年齢では、母乳を与える前に歯を磨き、与えた後でガーゼや綿棒で清拭する。歯が磨けなくても口腔内の清拭を心掛ける。
*口腔内細菌叢の関係で虫歯になりやすい乳幼児が存在する。この診断は小児歯科専門医でないとできないので、1歳以降に母乳を与えている場合は、一度小児歯科を受診し、相談した方がよい。