いびき症や睡眠時無呼吸症候群について | FukushimaDentalClinicのブログ

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昔は『ぽっくり病』とか言われていた病気(?)が、実は睡眠時無呼吸症候群(O-SAS)が引き金になっているのではないかと分かってきました。

これが、高血圧症、高脂血症、糖尿病、高尿酸血症、狭心症や不整脈の誘因になるのです。

当院のある患者様は中等度のO-SASの疑いで、日中・運転中などに強い眠気にさらされ、頭痛に40年間苦しんでおられ、さらに仕事にも支障をきたし、怠け病などと言われ悩んでおられました。

当院に受診され、前橋赤十字病院に紹介をし、睡眠ポリグラフ検査を行ってもらいました。その後当院でスリープスプリント(歯科的装具)を作成しました。そういった治療を行ったことで上記のような症状が改善されたのです。

すばらしい毎日を送れるようになったと感謝してくれました。

O-SASの潜在患者は800万人から2500万人とも言われており、サラリーマンの5人に1人はO-SASであるとの文献もあります。

さらにヨーロッパでは4人に1人(25%)がO-SASであるとも言われています。

この病気の怖い所は、人間ドッグや昼間の検査ではO-SASであるという兆候を調べられないことです。

毎日の日中の眠気、頭痛、不整脈や狭心症があるという方は当院や専門機関の受診をおすすめします。

重症な方はC-PAPという器具を病院の方で装着することになります。福島歯科では、連携を行っている前橋赤十字病院や他の病院をご紹介して検査をしていただき、スリープスプリント(歯科的装具)を作成して治療を行っております。