皆様、本日もお疲れ様です。岩本です(@w@)/
お葬儀には欠かせない輪菊、そんな輪菊の主力産地の一つである「福岡八女農協」さんですが、皆様はどんな選別規格があるかご存知でしょうか今回は、簡単ではありますが、八女の冬菊「雪姫」と「神馬」の規格についてご紹介したいと思います。
①まず等級は、秀・優・良の三種類です。秀品は、Webでは特や上などの表記で上場されています。優と良は、優特や優上などのように階級の前に優、良が表記され上場されています。ちなみに秀150、優150などの表記で上場しているものは、150本入りというものです。
②次に階級についてです。これは、菊の全長、花首、1本の重量、箱の重さも含めた重量(皆掛重量といいます)、花型と花色、茎と葉のバランス、病害虫の影響によって決められます。かなり多くの選考基準があるので、順番に追ってみましょう(@w@)b
特・・・全長90cm、花首5cm、1本重量55~77g、皆掛重量13~17㎏
上・・・全長90~85cm、花首5cm、一本重量49g以上、皆掛重量12㎏以上
中・・・全長90~75cm、花首5cm、一本重量33g以上、皆掛重量13㎏以上
優特・・・全長90~80cm、花首6cm、一本重量53~77g、皆掛重量13~17㎏
優上・・・全長90~80cm、花首6cm、一本重量47g以上、皆掛重量11.8㎏以上
優中・・・全長90~75cm、花首6cm、一本重量30g以上、皆掛重量13㎏以上
皆様が特に気にされるのは、長さだと思います。ここでは、主力となる等階級以外は割愛させていただいておりますが、それぞれの等階級での全長と花首の長さの参考になればと思います。
③最後にその他の選別基準についてです。
α)花形と花色について
特・・・共に正常で品種の特性を備えたもの。また採花適期のもの
優・・・秀には格付けできない少々異常が認められるもの。花形が小さ目なもの。
良・・・優には格付けできない少々異常が認められるもの。ただし、商品価値のあるもの。
β)茎と葉のバランス
特・・・曲りがなくバランスが良いもの。茎が固い。品種の特性を備えたもの。
優・・・秀には格付けできない少々異常が認められるもの。茎が少々軟弱なもの。
良・・・優には格付けできない少々異常が認められるもの。葉付が40cm以上あるもの。ただし、商品価値のあるもの。
γ)病害虫の影響
特・・・異常がないもの。
優・・・秀には格付けできない少々異常が認められるもの。
良・・・優には格付けできない少々異常が認められるもの。ただし、商品価値のあるもの。
以上のような選別基準を受けて、商材が市場に上場されています。今回、割愛させていただいた情報がかなりありますので、もし気になる方がいらっしゃいましたら、遠慮なくF.CONにご連絡ください。よろしくお願いしますm(_ _ )m
それでは、本日のブログはここまでです。また次回お会いしましょう(@w@)ノシ
F.CON (株)大阪鶴見花き取引機構
岩本 瞬史
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