高知県視察~ | えふこんスタッフはいつも元気です!!

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覗いてみて下さい。

先週、僕のブログでご案内した通り、大阪丸高花き協議会の高知県産地見学の内容をご紹介します。

1日目に
球根の種苗会社であります。中村農園さんのユリフェスタの会場見学に。


今年で、7年目の開催で、主に生産者の方に向けて、取扱いのある品種の紹介をされています。


定番品種から八重系、小輪LA、鉢物用に開発した丈の短い品種など、約500種類のユリが一度に見ることが出来ます。


こちらは、製作途中ですが、目玉の一つでもあるユリタワーです。(約700本近くのユリが使われています)。

会場視察の後は、球根を保存してある、冷蔵庫へ。


トラックが丸々一台入れる巨大な扉を開けると、マイナス1.5度の世界が.......
現在、中村農園では球根を、ほとんどがオランダか南半球(チリ、ニュージーランド)から輸入していて、輸送機関に約2か月かかるため、冷蔵コンテナを使い、球根の状態をキープしながら、荷受けまで、温度管理を徹底し品質を保っています。



時間の関係で、他の施設を見ることは出来ませんでしたが、ロット試験場もあり、生産技術の研究や、取扱いのある球根の品質チェックも行われています。

この後は、産地さん、仲卸さん、市場さんとの懇親会で、美味しい料理と、ちょっとお酒も入りながらの、熱い話し合いがありました!

2日目は、JA高知市三里の集荷場と圃場視察から始まりました。


集荷場


生産者さんから集められたグロリオサ


選別の様子①


選別の様子②


スリーブ入れ


エコゼリー


箱詰め

こちらでは、共同選花共同販売をしており、各生産者さんから集められたものを、選別基準をもとに、秀品と無印に分けています。


圃場①


圃場②


グロリオサの球根①


グロリオサの球根②

グロリオサの球根③ 芽が出た状態です。

収穫の終わった圃場では、次の球根を育てる為、一定の状態で新しい球根を育てて、育ったものを半年間冷蔵庫に眠らせて、定植前に暖房の入った部屋で、芽を出させてます。各生産者さんで、球根を自家養成しており、球根の大きさを保つことが課題のようです。


最後に土佐くろしおさんを見学

今回は、クジャク草の圃場を見学させてもらいました。




ちょうど、ミョウガの出荷作業の最中でした。


クジャクソウの圃場① ニューピーコックです。


クジャクソウの圃場②


クジャクソウの圃場③


綺麗に整理された、立派なハウスでした。芽掻き、収穫を一つ一つ丁寧に行い、天候に左右されてしまうなかで、しっかり手入れをして、納得の行くものを作っていくという姿勢が、生産者さんとお話させて頂いて、ヒシヒシと感じました。より良いクジャク草を楽しみにしています!


今回の産地見学は、とてもよい勉強になりました。直接、生産者さんとお話ができ、貴重な体験でした。中村農園さん、JA高知市三里さん、土佐くろしおさん、お忙しいなかありがとうございました!この経験をいかして、これからの販売に生かしてい行きます!

それでは!

F.CON (株)大阪鶴見花き取引機構

朝倉 涼

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