以前にも書いた事があるかもしれません。
幼い頃の私は『死なない程度』の病気や怪我が多い親泣かせな子供でした。
死なない程度ってどの位かと言えば、怪我をしても、病気になっても、とにかく、入院はしない程度、でも、自宅で安静にしていないといけない位。
自分では好きでわざとそんな事をしている訳ではないので、神様か、はたまた、何か悪いモノかが、あちらへ来いと呼んでいるのではないかと、子供心に悩んだりしたものです。
あれは、一体何だったろうと、今でもふと思います。
ある方に、死んではいけない存在だったから、助けられ、その程度で済んで来たのだろうと言われた事があります。
逆に、そちらの方へ引っ張られていたって事もきっと、事実。
死ななかったのだから、感謝。
見捨てずに、看病してくれて、育ててくれたのだから、親にも感謝。
目に見えない守れる守ってくれていた方々にも感謝。
最近、思うのです。
守られているなぁって。
私は、きっと、そんな事にも気付かずに、ただ、逃げ回って、ただ、怖がっていたのだなぁと思いました。
自分で立ち向かって戦う勇気がなかったのかもしれません。
自分自身の一番の味方は自分自身。
自分を守れるのも自分自身。
そんな大切な事にも気付かないで守られてばかりいたのかもしれません。
人は、一人では生きていけないけれど、自分の事をちゃんと信じて守れる力を持ってこそ、誰かを守れる力が備わるのではないかと思うこの頃です。