桜が散っています。
桜吹雪です。
花は散るから美しい。
毎年毎年、この花を咲かせる為に一生懸命生きた証が美しい。
その桜の花びらが河を流れて渡って行く様がとても綺麗でした。
河は、この花びらを何処に、誰に運んで行くのでしょう。
風は、この花びらを何処に、誰に運んで行くのでしょう。
河は、海へ、風は遥か彼方へ、桜の無い場所に春の訪れや桜の花を運んでいるのかもしれません。
春の訪れや、桜の開花を誰かに知らせている様な気がしました。
そんな事を思いながら、春の小川を眺めていました。
花は、散るから美しいのです。