雪の日に。雪が降りました。 きっと、友人の住む雪国ではもっともっと雪が降るのでしょう。 だから、雪が滅多に降らない私達の街では、雪が降ると足元を取られてしまうからと、出足は鈍くなりますが、彼女の街ではゆっくりのんびりでも出足は普通みたいです。 雪は当たり前だからねぇ・・・と笑う彼女の声が雪の中から聞こえて来た気がしました。 雪は、人をゆっくりのんびり気分にさせてくれて、決して憂鬱な気分にさせるのではないのかもしれません。