「ねぇ、人魚って本当に居るの?」
と相方が聞いて来ました。
「居ると思うよ。何故?」
と私。
聞くと、どうやらそういう類の特集を観たらしく、人魚のミイラだか骨だかが出ていたそうです。
人魚に然り、UFOに然り、宇宙人や竜・・・その類の誰も本当の事を知らない様な伝説的なお話に私はとても興味があり、そして、惹かれ、とても大好きです。
火の無い所に煙は立たないと私は思うので、誰かが見たから誰かに話し、そして、それが伝説化したのだと思います。
それを、本当と言うのも人間、嘘だと言うのも人間。
誰かが見ても、誰かは見ていない。
その誰かを信じるか信じないかも人間。
たった一人だけしか見ていないかもしれない、でも、それでも見た事は事実。
ただ、それには証拠が無いだけの事。
人はとかく証拠を欲しがるものだと思います。
だから、証拠を見なければ信じられない人も多く、その実体を自分の目で見なければ信じられないのも分からなくはないです。
でも、科学では証明出来ないものの中で生活をしている私は、やっぱりこういう話は信じてしまいます。
でも、押し付ける気持ちもないので、相方が信じていようと信じまいと、自分の意見を伝えました。
人魚は居ると思います。
おとぎ話の世界の様ですが、アンデルセンの人魚姫を読んだ時から魅せられています。
よく、ジュゴンと見間違えた事になっていますが、間違えるかっ???って思ってしまう(笑)
人間は、陸に上がる前に海で生活していたと言う説があります。
陸に上がる事を選んだ人間と、そのまま海で生活する事を選択した人間が居たとしてもおかしくは無い筈。
昔、母親が不思議な事を言った事を覚えています。
「人間は海の生き物だったのかもしれないなぁって思うんよね、だって、お風呂の水がこんなに魚臭いのは何故なんだろうなぁって」
と。
その何気ない母親の疑問、誰に問う訳でも無い様な言葉。
あの時からかなぁ、人魚って存在するって思ったのは。
空想で創り上げられた生き物かもしません。
でも、海に還りたいって無性に思う事もあり、きっと、DNAがそんな風に記憶しているんじゃないのかなぁってふと思う事もあるんですよね・・・。