一人になるのが怖い・・・と、ある方が涙しました。
いいえ、それは、違います。
私達は元々一人と言う個体なのです。
人は誰も(例外の方も居ますが)大概は一人で産まれ、一人で死んで行きます。
たちえ、親子であろうと、兄弟であろうと、夫婦、恋人、友人であろうと、誰も一人と言う個体なのです。
その時、その時、必要な人が側に居ても、それが永遠ではないのです。
それがいつもそこに有ると、過信してはいけないのです。
親しき仲にも礼儀有りと言う言葉がありますが、たとえ身内でも夫婦でも、何をしても許されると言う訳でもありません。
人は元々一人なのです。
独立し合った個々がそれぞれ寄り添い、支え合っているからこそ、人と言う文字があります。
この人言う文字には、依存と言う意味はありません。
誰も一人では生きて行けないけれど、でも、個々なのです。
どんな形であれ、出会いがあれば、別れがある、そういう一つ一つの出会いと別れを繰り返し、人は人になって行くのだと思います。
沢山の出会いと別れが、人を成長させるのだと、私は思います。
別れがあるから、出会いがあり、何かを手放せば、新しい何かが入って来る。
そういうものなのではないでしょうか。
だから、怖がらないで。
前に進みましょう。