久々に実家に帰って来ました。
実家迄の道は今震災の復興作業中です。
改めて、自分は恵まれていて、そして、まだまだ震災の傷跡は残っているのだと、今、未だ尚、震災は終っていない事を実感しました。
昔、家では一言も発しない様な亭主関白の父親が私の頭をくしゅっと撫でながら、
「何だ!帰っていたのか。生きていたのか?」
と冗談を言いました。
父にとって私は幾つになっても小さな女の子なのかもしれません。
私の仕草一つ一つ、言葉の一つ一つに顔をクシャクシャにしていました。
親父ってこんな顔して笑うんだなぁって初めて知ったかも。