初恋って覚えていますか。
私の初恋は幼稚園生の時(笑)
同じクラスのとってもハンサムな男の子でした(笑)
その頃テレビでは戦隊モノのヒーロー番組が流行っていて、そのメンバーは5人組。
赤、青、緑、黄、桃・・・(だったかなぁと・・・)
初恋の相手はリーダーのレッドのレンジャー役をしていました。
で、私はピンクのレンジャー。
女の子は一人だったのです。
だから、私は頃は女の子と遊ばずに、男の子の戦隊モノをやっていました。
毎日毎日見えない敵と一生懸命戦って、一生懸命見えない悪を倒していました。
勿論、悪者役を作ったりしてイジメみたいになっていないのでそれはそれで健全なごっこ遊びだったのですが。
毎日毎日見えない敵と戦う事に疲れたピンクレンジャーはある時レッドにこう言いました。
「たまには別の遊びしない?」
と。
そして、その瞬間、私の初恋は終わった様でした。
「結婚しようね!」
って言ったレッドは「私」ではなく、「ピンクレンジャー」と結婚して毎日敵を倒したかったのでしょう。
今、思えば、幼稚園児がプロポーズされるなんて何ておませなガキだったのでしょうけれど。
プロポーズされた日、お目目はキラキラ少女漫画で母親に報告して呆れられた事を覚えています
男の子の漫画って案外、シンプルな内容だったりします。
敵を倒したり、ライバルを倒して1番になるとか・・・。
逆に女の子の漫画って三角関係だったり、片想いだったり、親友の彼を好きになっただとか、好きな男の子の親友に好かれたとか、何だか複雑模様が多いのです。
だから、案外、分かり合える様で分かり合えていないところもあったりで・・・。
白馬の王子様をイメージする女の子と、悪者をやっつける男の子。
男の子の漫画にはそんなにそんなにラブロマンスは盛り込まれていません。
そして、女の子の漫画に出て来る様な素敵なめんずはやっぱり女の子の理想であってそんなめんずはいないのです(笑)
分かり合うのにはお互いの漫画を読む事も大切だったりするのかも(笑)
ちなみに、この初恋の話の結末はと言いますと、「好きな人と組んでいいよ~!」と言う先生の掛け声で席替えがあった時、先生のピアノの音に乗って生徒達がクラス中を歩き回って追いかけっこの様にパートナーを捕まえっこしました。
私を探してくれると信じていたレッドが他の女の子の手を取って席に就き、私はグリーンレンジャーにさらわれて完結しました。
私がレンジャーを引退した時、私の初恋も消えてなくなったのです。
チャンチャン♪