先日の救援物資のお話の続きです。
被災地には沢山の救援物資が届いているそうです。
その膨大な数は計り知れないそうです。
物はあるけれど、それを被災した方の元へ届ける手段が難しいそうです。
大きなボランティア団体に入ってしまうと、瓦礫の除去作業が主で被災した方々に会わないで帰って来る事が多いのが現状です。
県や市に救援物資が届いても人々の元へ届かないのは何故か。
それは、例えば100人の被災者が居たとして、物が80個しかなかったら100個になる迄配れないのだそうです。
そうして腐ってしまったり無駄になってしまった物資が山の様にあるのだそうです。
それで、小さな団体や個人から始まったボランティアの人々が動き出したのだ知りました。
この国は民主主義だからみんなが平等だと言う考え方がこういう時に活用され、こういう時に邪魔になる事もあるのだそうです。
私達が平和ボケしているその間にもまだまだこういう問題に立ち向かっている方々が沢山沢山いらっしゃるのです。
知らない事だらけなんだなぁって自分の無力さと無知さが恥ずかしくなる様なお話を沢山沢山耳にしました。
誰も何かをしたいと思いつつ、何をして良いのか分からずに過ぎて来た時間。
その時間を無駄にしない様にちゃんと行動した人が沢山居るのだとそしてまだまだ動いているのだと自分の知らない世界を沢山教えて頂きました。