誕生日。
それは、自分の物であって自分の物ではありません。
それは自分を愛してくれている方の物であり、自分を産み育ててくれた方の物でもあり、神様の物でもあると思うのです。
お釈迦様のお誕生日の花の日に産まれる筈だった私がこの日に産まれ来た事にも全て意味があります。
お誕生日には両親に感謝の電話をします。
生まれた時間になると母親に電話をするのが私の習慣になっています。
今年、その時間は余震が酷くて電話が通じませんでした。
メールをして、それから家電話から電話をすると、やっと繋がりました。
新しい１年の幕開けって事かもしれないねって母親は笑っていましたが、被災してから１カ月のその日、余震が酷く、大雨にもなり、雷が鳴り響き、稲妻が走っていました。
何もこの時間からそんな風にならなくても・・・と思いつつ、自然もきっとお祝いしてくれているんだなぁって感じて空を見上げました。
余震が酷くなる前に古い友人から電話が来たり、お花を贈ってくれた友人にお礼の電話も出来たのでこれまた運が良かったのかなぁ・・・。
新しい１年の幕開けはそんな状態で始まりました。