私の街は被災地にも関わらず、あまり報道されていません。
ですから、そんなに酷い状態ではないと思われがちです。
でも、昨日になってやっと水道が通った街があちこちにあります。
地震から一体何日経っているのでしょう。
それ迄その街の人々は水を確保する為に何時間も並んだり、ガソリンを心配しながら他の街に出掛けたりしていたのです。
水が出ても茶色い色をした水だったり、チョロチョロとし出なかったりの場所もあるそうです。
それでも人々は水の有難さに感謝しています。
それから、この街の産物でもある食品がスーパーから消えました。
タグ迄降ろされています。
スーパーもあちこと屋根が崩れていて電気も消えていて、物も無くて人々は不安顔です。
この街に入って来る筈の食品や物資があちこちでガソリン不足の為に出荷出来ずに悪くなる事を避けてストップが掛けられているのだそうです。
通常の生活をしている人々と、未だ未だ普通の生活にも慣れていない人との差があまりにも大き過ぎます。
でも、この街は人々からあまり知られていなくて孤立している感じがします。