未だ未だ電気が通っていない地の方には申し訳ありませんが、電気が通って電気の有難さを見を持って感じました。
そして、星の美しさも月の美しさも感じる事が出来ました。
水が出て顔を洗える、お風呂に入れる事の幸せ、有難さを実感しました。
地震が落ち着いた時、自分は地震で不安定になっている友人達に比べて自分が案外元気な事に気付きました。
こんな事をここに書くのはどうかと思いますが、私は自分自身の人生の経験の中で死ぬ程苦しい思い、死ぬ様な苦しい経験をした事があるので、今回の事で様々な物を失っても本当の被災地の方に比べたら自分は未だ未だ幸せ者なのだと感じていました。
実際に地震に遭った時に人の避難の手伝いをしていたりしていました。
でも、自分自身の事だけしか考えていなかったのかもしれません。
自分自身が傷付く事、自分自身が生命を失う事で自分の周りの人々を傷付ける事、娘のその後の事、家族の事等ちゃんと考えずに動いていたのではないかと気付かされました。
勝手に死ぬのはいいけれど、残された人の事をちゃんと考えているのかって怒られました。
そんな事にも気付かなかった自分が居ます。
そんな未熟な自分が恥ずかしいです。
改めて自分自身の生命を大切にする事が本当の意味で愛する者を守る事に繋がるのだとそれが本当の意味での強さであり、愛であるのだとしみじみ感じています。
自分を大切にして下さい。
それが大切な者を守る本当の強さになって行くのだと思います。